5月11日(水) 曇
明日は大阪で病友がたとランチ&ZOOMーmeeting➡ベルリーナ化粧品でスープ講習。 そのまま大阪泊で、明後日は高知の恭子姉さまの墓参を予定していたけれど、明日も明後日も雨の予報とあって、断念した。
このところ雨が多く、それでも動き回ってはいるもののバイクライドが多くて、筋力の低下が自覚される。
夕方、アップル歯科の診療台の上で、歯科衛生士さんが所用で離れられた隙をみて、両足を交互に動かして、大腿四頭筋とふくらはぎのひらめ筋に思いっきり力を入れ、腹筋を締め上げ、肛門と尿道の括約筋もきゅっと締める。
筋力向上のため、認知機能向上のため、いつでもどこでもできる【貯筋運動♪】、励んでいます。
5月5日に、無残に根切り虫の被害に遭った絹さや。 今日で6日目を迎え、
枯れた葉は元に戻らないけれど、「やや、やっ」、枯れ枝で萎れていた花の先に緑色が戻り、確かめてみたら、なんと!
小さな莢が伸びている。
司馬遼太郎さんの大作、『播磨灘物語』の「藤の花房」の巻で、主人公、黒田如水・官兵衛が劣悪な環境の土牢に1年あまりも幽閉され、死の恐怖に苛まれながらも、牢の外側から日々伸びて来る藤の花房に願いを託す姿は、我が家の、枯れてしまった矮小な1本の絹さやが、命の象徴のように緑の莢をつけたことにも、いささか通じるのではないかしら?
「いま、官兵衛の目の前にある藤の芽は、この天地の中で、自分とその芽だけが、ただ二つの命であるように思われた」、「生きよ、と天の信号を送りつづけているようでもあった」と司馬さんは書いておられる。
【生きよ、と天の信号を送る】。
なんと、力づよい励ましであるか。
後年、TV取材で東大阪の司馬邸に参上し、みどり夫人の思い出話をたくさん伺った。
同じサンケイグループの記者として、優しく迎えて遇してくださった。
取材が夕方にまで及び、差し入れてくださったうどんが、素うどんであったのがとても好ましかった。
この日、司馬さんのご霊前には箸を立てた盛りきりのご飯とさんまの焼いたお皿と煮物が上げられていて、「私の食事と同じものを毎日上げているのよ」と、夫人は楽しそう笑っておられた。
この日、大作家のお台所の質実剛健ぶりも覗えて、興味深かった。
今日の健康スープには、あみえびを大さじに2杯入れてみた。
美味であった。
女性では珍しい