さくらの日々是好日

余命半年から生還♪今年21年目の【金つなぎ勝ち抜きRoad】を走り続ける、多重がん患者の病老の日々や患者会活動をご紹介!

🎵 【 今年の桜は今年限り 】。 季節に身を任せ、 従容と散り初めた桜花に学ぼうよ、 日本のこころ

2020年04月07日 22時28分24秒 | さくらジャーナル
4月13日(月)  雨

昨日に続き一日中降り込められ、流行りの『巣ごもり生活』を余儀なくされている。

電話とメール、LINEが絶えることなく行き交い、さくらはひたすら聴いて、時折合いの手を入れたりする。
「OK、大丈夫ですよ!」、「五つの肺胞に思いっきり湿った空気を吸い込んで、ゆっくり長く吐き出しましょう」、「自然治癒力・自己免疫力を養い、しっかり蓄えましょうね♪」などと言いながら、通話を終える。

自分の言葉に、自分が励まされている。

                       ◆

友人のナガオさんに誘われて、富貴ヶ丘の桜を見に行くことになった。
さくらが富貴ヶ丘に移り住んだ45年前、初めてできた友人である。
「お久しぶりぃ~♪」緩やかな坂道の上からと下から、互いに両手を広げて駆け寄って、「あはは、」と笑い会いながら、時節柄、社会的距離とやらを意識した。

我が街・富貴ヶ丘の東の法面には、平尾桜と名付けられた立派な桜堤が広がっている。
今年は恒例のお花見もなく、平尾桜も見る人も少ないようだ。

さくらは三日にあげず散歩に来ては、この桜木に自らの死生観を重ね合わせている。
曰く。
【散らなくても良い時期には、春の嵐にも散らず、散るべき時が来れば風もないのに従容と散っていく】、その精神性の高さに、金つなぎの会の死生観を重ね合わせて、病友がたと「悔いなき予後を生き切りましょう」と申し合わせているのだ。

目の前に、突然5㌢ほどの小枝が爛漫の桜花を着けたままポトリと落ちた。
「えっ!」
過去20年間に、これで3度目の桜花の贈り物(名張市青連寺湖畔、津市ヒーサーの森、そして今日!)に、不思議・不可思議の喜びを感じ、「これでまた、生きられる」と、勝手に信じるのだ。

お気楽・さくらの、あり得ない小さな奇跡♪                


              



                



                

             

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