青島幸男さんありがとう!! 御霊安らかに…
(写真は「日本タレント名鑑」より)
12月20日(木)
朝、清野氏の訪問で一日が始まった。
些細な用事なのだが、本当に優しいお人柄なので、いつも有難く思う。
あれこれ済ませて、ロッキングチェアを桑野さんにもらっていただくことになり、2階からソロリと下ろして「時代は Re cycle、Re use ですから…」と粋なことをおっしゃる。
ほんとうに、ね。
私も Re cycle、Re use されないように、いつも誰かのお役に立って生きなくては!
昨日買い置いた花を、暖かいお日和に誘われて植える。
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お昼のNewsで青島幸男氏のご逝去を知った。
20日午前9時半、骨髄異形成症候群が死因ということである。
享年74歳。「人間万事賽翁が丙午」で直木賞作家に仲間入りし、硬質の作家人生は、これからが大団円に向かうはずだったのに、残念である。
東京下町の商家に生まれ育ち、明るく前向きで洒脱なお人柄に、江戸っ子特有の威勢のよさと含羞を併せ持ち、内心の静かな優しいお人…。
縁あって『季刊・金つなぎ』創刊号に、珠玉の ”人生観・死生観”をお寄せ頂いたのは、氏が悪性リンパ腫を克服して東京都知事に就任された年の秋。 激務の中で、次のように書いてくださった。
★青島 幸男(東京都知事)
「金つなぎの会の皆さんの、意欲と情熱に敬意を表します。私も、がんを宣告されたときの不安や、抗がん剤治療の身の置き所のない苦しさを、今も忘れません。でも、やはり【人間万事塞翁が馬】。これを信じて生きましょう」
骨髄異形成症候群は、平成3年に罹患された悪性リンパ腫とも関わりが言われ、終末は強い疲れ・だるさを自覚しておられたことかと思う。
氏への緩和ケアが万全であったと信じ、「死ぬも生きるも天命のまま」(金つなぎ5つの理念)を手向けて・心からの哀悼に変えさせていただきたい。
青島幸男さん、ありがとう! 御霊安らかに…
青島氏が、「季刊金つなぎ」紙の創刊号に寄稿なさっておられたとは。
リンパ腫を克服されてのち、都知事を志願されたことも併せてしりました。
金つなぎとともに、謹んで合掌専一
ご縁をありがとうございます。
青島さんには、都知事就任後の都市博議会で揺さぶられておられるころ、都庁に爆発小包が届けられている頃、ご快諾をいただき、ブログに掲載した原稿を自筆で頂戴しました。
同じがんという病で、抗がん闘病を勝ち抜いた者同士の共感と連帯の思いに、深く感じ入り感謝したことを思い出します。
ほんとうに、ありがたいことでした。