7月2日(火) 晴
昨日も朝から腕の疼きがひどく、マイ・ブームの着物リメイク教室「ちくちくうさぎ」への参加をドタキャンしてしまった。
春ごろから悩まされている右上腕部の疼き・痛みは、若いころに体験した四十肩、五十肩と言われる症状に似ていて、ほかにも重いものが持てず、右腕が後ろに回らない。
それでも今日は早朝の児童見送りが出来たし、午後のひまわりコーラスの練習も楽しめた。
夜には富貴ヶ丘老人クラブ富貴の会・本小幸男会長宅のお通夜に参列もできた。
ただし、痛みは日々の運動量を低下させるので、栄養・運動に一層の気配りが欠かせない。
なので、食後のコーヒーや紅茶にシナモンパウダーを入れるようになって2か月。 次の糖尿病外来の受診が楽しみな、今日この頃である。
シナモンはクスノキ科の常緑樹の樹⽪を乾燥させたスパイスで、子どものころに「ニッキ」の名前で、駄菓子屋で買ったりもしたことを思い出す。
生前の夫は、シナモン・スティックでコーヒーや紅茶を楽しんでおられたし。
そのシナモン。 古くからインスリンの働きを改善すると言われ、高血糖や高血圧の低下作用のほかにも、⾎⾏促進作⽤、抗酸化作⽤、むくみ予防、抗菌作⽤など多くの効果が期待されるというから、驚く。
コーヒーや紅茶に振り入れて、一味違う飲み物として楽しむほか、ご飯にかけていただいたりもする。
厚労省は、いまだにシナモンの薬効については断言をしないけれど、今から20年前には、下記のニュースが流れたりもしている。
2003.11.25
「シナモンが糖尿病に効く? プラセボ対照試験で効果が実証−−パキスタン研究」(日経メディカル)
60人の2型糖尿病患者が協力し、パキスタンで行われた臨床試験で、1日1〜6gのシナモンを摂取した人では、血糖値や中性脂肪値が2〜3割、総コレステロール値が1〜2割下がることがわかった。シナモンに糖代謝などを改善する効果があることは、試験管内実験で確かめられていたが、糖尿病患者で効果が確認されたのは初めて。研究結果は、米国糖尿病協会(ADA)の学術誌であるDiabetes Care誌12月号に掲載された。
世界の糖尿病人口は2021年に5億3700万人に達し 、こののちも増え続けると予想されている。
日本においてはすでに「国民病」と位置付けられ、インスリン投与以外の対病療法の開発が急務である。
そんな中、日本大学生物資源科学部の関泰一郎教授・細野崇准教授・増沢依助教ら(栄養生理化学)の研究グループが、『シナモンの抗糖尿病作用のメカニズムの一端を解明した』論文を発表。 被引用回数が世界で6番目の学術誌「Scientific Reports」の「トップ100論文」(細胞・分子生物部門で第3位)に選出された、と日本大学新聞ONLINE(2023年4月24日付け )が伝えられた。
シナモンに含まれるACSL1という酵素が、血糖値の調整に関わっていることが解明されたというこのニュースに感じ、次の外来受診日まで毎日少量ずつ摂取して血液検査の結果で検証してみたいと思う。
ただし、シナモンには有害物質・クマリンも含まれているので、大量摂取には氣をつけたいけれど、一般に、コーヒーなどへの振り入れは0,005㌘とされているので、さくら♪の場合はこのままの食習慣で3か月後の結果を見てみよう。
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