8月28日(月) 曇、にわか雨
<金つなぎの会 Only>
先週、北海道の病友・美和子さんから見事なホッケの生干しを贈っていただいた。 多分、その少し前に平井喜美子理事、陸野廣子さん、池田イツ子さんから、古いタオルをいただき、わが家の分を併せてダンボール箱一杯をお届けした、そのお礼でしょうか?
送った箱には、奈良の澤田悦子さんから頂戴したでっかい河内晩柑1個と、松阪のたばね庵・田中正一さんイチ押しのおかきを1袋お福分け(金つなぎ・吉原敦子理事の造語)♪
さくら♪宅は、日ごろ病友やビジネス関連、友人・知人からお品を頂戴することが多い。
それらはすべて、あて名は私宛てだけれど、関連する方々と、有難くお福分けさせていただく。 さながら【物流のハブ&スポーク】の趣きがあって、「どなたにこれを?」と思い巡らせるのも、楽しい。
ホッケは、1枚をうちのママに。 美和子さんが来名の折には、駅までの送迎を気軽に引き受けてくれるので、ね。
他の3枚は、タオルをくださったお三方に♪ お会いするまで、わが家の冷凍庫で大切に預かっておきますぅ。
実は美和子さん宅は、足寄で数軒ものコンビニを経営しておられ、お店の清掃用の古タオルが必要なんですって。
地域の日配品を、足寄7000軒の需要に応えて、ご家族で頑張っておられる美和子さんへの、病友からの絆の応援団!
見知らぬ足寄の皆さまと、何かしら繋がっているような…
◆
黒ちゃんこと黒川明子さんは、スキルス性胃がんを病み、罹患当初は【死】を覚悟しておられ、家中のあらゆる収納個所に、内蔵した品名を書いてラベリングしておられ、それは自分の死後「家族が困らないようにタンスや戸棚に張り付けた」と聞いて即刻、剥がしていただいた。
今から15年ほど前、初めて黒ちゃんに招かれて、お宅に伺った日のことである。 当時の金つなぎには、今ほど【経験則】と胸を張れるほどのケースもなかったけれど、直感的に言った。
「大丈夫! 生きられます。 あなたは、来年、再来年と、益々元気になって行かれます」。 確信はなかったけれど、この若さで、こんなに家族思いで、お料理上手で、手芸や裁縫の得意な、明るいMrs.を、「逝かせてはならない!」と、強く強く思ったのであった。
胃がんの約90㌫は快癒に至るというデータと、悪性度の高いスキルス性胃がんの研究も日進月歩の進捗を見せているという学会発表なども参考に、当初はひたすら黒ちゃんを励まし続けた。
行動的な黒ちゃんは、やがて、伊勢地区の金つなぎの会のまとめ役を果たされるようになり、まるで娘のように、独居の安藤良子さん、施設に入られた多田紀久子さんらを定期的に見舞ってくださる。
黒ちゃんからの送り物は、手づくりの米味噌と麹みそ、わが家の長男が通っていた中・高の学苑近くの「たけや」の名物饅頭を「懐かしいでしょう」と。
息子宅に届ける前に、踊りのお稽古のおやつに少し差し入れしましたぁ♪
ありがとうございます‼
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