さくらの日々是好日

余命半年から生還♪今年21年目の【金つなぎ勝ち抜きRoad】を走り続ける、多重がん患者の病老の日々や患者会活動をご紹介!

♪風邪なんか、ひいてる場合じゃない~!

2007年03月19日 22時59分52秒 | さくら的非日常の日々
             誕生日に頂戴しました品々
             皆さま、ありがとうございます
             お心を有難く頂戴いたしました

               3月19日(月)

昨日の誕生日は、急に風邪っ気がぶり返し、散々で…。
でも、お祝いに頂戴した品々が、すこぶる付きの品揃いで、ほんとうにうれしくて。

良江さんから、麗酒 「さくら咲く」 と桜木のお箸、それに桜色の猫のハンカチ。 なんて、うれしくも優しい心遣いのできる人なのでしょう。
名古屋テレビ、海老名敏宏プロデューサーの奥さまにして、フリーライター。 どなたの懐にも、するりと入っていける特技の持ち主で、ご主人さまの大きな懐にも、学生時代にやすやすとお入りになったみたいよ。

古くからの友人、泰子さんからは、ルピシアの「さくらのお茶」。 マイブームのひとつ、うれしいですぅ。
5年前にご主人さまを見送り、「うふふ、失意泰然よ」 と笑顔を見せられた、その目にいっぱいの涙!
泰子さん。 お互い、せつない別れでしたね。

真木夫婦からは、容量が1GBのUSBメデイア。 いつぞやは、ペンスタイルのおしゃれなUSBをくれて喜んだっけ。 うん、うん、ありがとう。

寿木夫婦は、カミさんの和代が選んでくれた毛糸の帽子とマフラーと手袋! 淡いサモンピンクで統一され、「明日からのウォーキングが今から楽しみっ!」 って代物だ。
ほんとうに、この娘(こ)の、モノ選びの上手なことったら。 

以上で、昨日の日記は終わりですぅ。

今日はフラフラしながらも病友のTELに元気に応対、午後9時過ぎに青山さんが、患者会の機関紙「季刊・金つなぎ」24号の最終ゲラを届けに来てくださって、校了!
(ちょうどTEL中だった美幸さん、こう言う次第だったのよ。そそくさとTELを終えてしまって、ごめんなさいね)

ところが。 校了を出したそのあとに、なんと見出しのチェックミス、発見。 Oh my God!
時計を見たら午後10時、TELを入れたら青山さんはまだ仕事場におられて、「分かりました。訂正します」って。 

すみません、ありがとうございます!

私が青山文芸社を好きなのは、この”仕事師ぶり”に、信頼を置いているから。
過去23回新聞を発行してきて、毎回、単なる印刷所としてでなく、クリエイターとして関わってくださる。その姿勢がうれしいの。

「あぁ、この方、以前にも紙面に出ておられた…」とか、主だった病友の名前を覚えておられて、仕事が正確に速く進む。

皆々さま。 新聞発送のボランティアは、来る24日、正午からを予定しています。
はじめてご参加の方は、通天閣の前にいらしてください。 正午前に病友が出迎えてくださいますよ。

ところで。
新聞つくりで、取材記者として一番恥かしいのはガセネタを裏取りもせずに記事化したとき。そして整理記者としては、校了の判を押してから訂正を出すこと。

私が現役の記者時代、編集部のミスを、渋々追加訂正のお願いに行ってくれたリビング新聞の整理部長は、サンケイリビング新聞を、「記者クラブにも入れない、素人新聞」と思っておられた職人気質の産経社員さんから、こっぴどく叱られ、「この次は、もう、よう行かんわ」と、その都度嘆いておられた。

ことほど然様に、私が現役のデスクを努めていたころ、最終工程を受け持つ産経新聞の整理部は、ほんっと、恐かった。
以来、編集部のミスについては、イレギュラーながら、私が直接出向くことにした。

産経新聞本社から、腕っこきの記者がリビングに異動して来られ、いろいろ教えてくださった、私にとって兄貴のような尊敬すべきリビングの整理部長が、元の職場の整理部員にこてんぱんに叱られる。

あり得ない! …そんなこと。

「兄(あん)ちゃんを矢面には立たせられないわ!」
同年生まれの誼から、「おかあちゃん」 「兄(あん)ちゃん」 と呼び合ってはいたが、私の彼に対する兄事と尊敬の念は深いのだった。

以来、産経新聞の整理部に出向き、存分に叱られ、思いっきりお詫びをし、しのいだ日々が今も懐かしい。

その頃、私を育ててくださった今給黎久編集局長、日高一行産経新聞経済部長のご縁で、産経本紙に、コラム 「えぷろんメモ」 を執筆、その後大阪新聞の編集局長に異動なされた日高さんの下で 経済人のコラム 「平成めおと善哉」 を書かせていただいた。
そのせいか、あるいは慣れと諦めからか、校了後のミスも見逃してもらえるようになり、思い出してもワクワクする、パワフルでドラマチックな日々を送れたのだった。
(…などと、カタカナを多用すると、「外人かね、君は?」 って、今給黎さんに完膚なきまでに叱られるでしょうね! 局長、ごめんなさいね)

育てられたおかげで、今がある。
皆々さま、ありがとうございます。


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2 コメント

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懐かしいお名前が (清風)
2007-03-21 23:27:26
今給黎さん、日高さん、お二人の手練れに仕込まれて、良い原稿を出稿しておられました。連載も好評で長く続きましたな。
精進の賜物。出版されると良かったのに…
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♪心から感謝しています (さくら)
2007-03-23 03:04:24
清風さま、こんばんは。
ご縁を有難うございます。

どんな仕事でありましても,だれもが最初は素人なんですよね。
上司にこっぴどく叱られ、ごくたまに褒められ、そうして育てられる。 良い上司に引き立てられる部下は、ほんとうに幸せです。


今給黎さん、日高さんに育てられた私も、そんな幸せな部下でありました。

おかげさまで、ふたつとも、読者に好評をいただきましたが、なぜか出版には至りませんでした。
…身の不徳の致すところ?でしょうか。
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