友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

65年ぶりの書初めに緊張した

2022年01月04日 17時32分33秒 | Weblog

 明けましておめでとうございます。今日からブログを再開します。

 年末年始は何もしないと決めて、もう何年にもなる。大晦日はカミさんに付き合ってNHK紅白歌合戦を見ていたけど、歌詞がよく分からなしリズムも単調で、その上うるさく聞こえるので馬鹿らしく、どうしてこんな歌がいいのかと不貞腐れて酒を飲み、飲み過ぎて寝てしまった。

 元旦は初日の出を見るほどの根性は無いが、新年だからと朝風呂に入り、「身を清めた」と言って次女のダンナの里から頂いた日本酒をいただく。ニューイヤー駅伝を見ながら昼食も引き続き酒を飲み、夜はワインに替えてまた飲む。

 2日は箱根駅伝を見る。「ただ走っているだけなのに、どうして見てしまのだろう」と呟くカミさんに応えず、画面に見入ってしまう。私が子どもの頃はテレビが放映されたばかりで、正月番組といえば漫談とか講談あるいは浪曲そして落語や漫才だった気がする。カラー化で番組内容はすっかり変わってしまった。

 3日は長女の一族6人がやって来た。カミさんはこの日のために3段の重箱を取り寄せ、刺身を並べ、唐揚げやローストビフのオードブルを用意した。飲めないダンナ2人に、「カンパイだけでも」とビールを注ぎ新年会が始まった。1歳2ケ月の曾孫は、みんなの様子を満足そうな顔で眺めていた。

 食事の後、「ゲームで遊びたい」と言っていた小6の孫娘が「書初めがしたい。みんなも書いて」と言う。4文字という決まりのなか、それぞれが1年の思いを文字に込める。長女のダンナの「天下布武」の言葉につられて、私は「天下統一」と書いてしまった。統一教会の韓鶴子さんの自叙伝『平和の母』を読んでいたからだが、65年ぶりの書初めに緊張した。

 今日は朝から鼻水が止まらない。

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