友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

いつか必ず克服するだろう

2023年02月01日 17時46分05秒 | Weblog

 マンションの緑地帯で、水仙が咲いている。我が家の鉢植えの水仙は背丈が伸びなくて、まだ蕾も出来ていない。友だちが「家を建てるために整地する畑があるの。そこの水仙が可哀想だから貰って行ったら」と、言われて頂いてきたものだ。

 あれから何年経っているのだろう。直径55センチ、深さ23センチの大きな鉢で育てているが、どうも密集度が高いのか根が混み合っている。生育が悪いのは肥料不足なのか、そう思って夏に肥料は与えたが、やはり株分けが必要のようだ。

 マンションの緑地帯に花を植えている人たちがいる。私が自治会長の時、予算をつけて花作りを応援した。けれど、花の世話の好きな人は、整然と植える派とイングリッシュガーデンのような雑然と植える派に別れていて、なかなか折り合わないようだ。

 私はそれぞれが、好きなように花の世話をしてくれればよいと思っている。それでも、見た目が一番肝心なので、春先から秋にいろんな花を咲かせて欲しいと願っている。我が家の水仙を株分けして、緑地帯のどこかに植えてやればいいのか、ちょっと手が出ない。

 植物も動物も全てが子孫を残すために生きている。動物は弱肉強食が当たり前だが、弱いものはたくさん産むことで、子孫を絶やさないようにしている。自分で動けない植物は鳥に実を食べさせたりして、新天地を見つけるが、実をつけない植物はどのように子孫を守っているのだろう。

 中国は人口減に転じた。ニュースで見ると、人々はファッションも豊かで、車や家を持ち、すっかり先進国入りしている。豊かになれば、旅行に出かけたり、贅沢品も買う。それでますます経済は成長するが、いつか今の日本のように成長が止まる時がくるはずだ。

 我が家の鉢植えの水仙は、思い切った株分けが必要だが、そんなことの出来ない世界はどうすればよいのだろう。人類は幾多の苦難を自分自身で乗り越えてきたから、いつか必ず克服するだろうと思うけれど、それは私の勝手な思い込みなのかも知れない。


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1 コメント

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Unknown (ヒロヒコです)
2023-02-01 20:09:45
ある植物は人や動物に引っ付き易い、また風で移動するタネに変化。そこが適した環境ならそこで育ち、また種を増やす事を長い年月をかけて得ました。
それができなければ絶滅危惧種、絶滅することになります。
自分にできる事をすれば人間だって色んな意味で今の現状を克服できる、と信じてます。
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