隣りの部屋を利用してもらっている、友だちの姉さんとその次女夫婦が挨拶にみえた。友だちと言っても5歳も年上の先輩であり、姉さんは88歳である。コロナワクチンを接種した後、肩や腰、指先に痺れがきて大変だったと言う。
好きな山登りを控えめにして、評判の良いハリの先生を紹介してもらい通っていたら、すっかり良くなったと話す。西洋医学の薬よりも東洋医学のハリが身体に合っていたと。ハリは直接治療する訳では無く、身体の免疫力を高める働きがあるようだ。
娘さん夫婦が退屈しないようにと思って、初めてアメリカを旅行した時のアルバムを2冊用意しておいた。この時、2005年9月に初めて姉さんに会い、姉さんの長女の家でバーベキューパーティーをした記憶だ。日本からは11人の仲間が参加した。
アルバムを見ていると鬼籍の人が3人もいる。そうか、そんなに月日が流れたのだ。次女夫婦は明日から、京都・奈良を旅すると言う。ホテルに泊まらずに、民家を借りて、日本人の生活を見たいという希望のようだ。
次女のダンナは高校の先生だった人、サーフィンが好きで、ハワイの沖だったかで波乗りしている動画を見せてくれた。いつも思うことは、英語で会話が出来ないことの悔しさだ。中学からの友だちは今も、英会話教室に通っているくらい英語が得意なのに、私は全く出来ない。
中学1年の英語の先生は、全くのジャパニーズ・イングリッシュで、勉強したい気持ちにはなれなかった。試験がよければ成績もよかったから、ますます勉強しようという意欲を失った。中学からの友だちはどうして、英語の勉強にのめり込むことが出来たのだろう。
それでも姉さんを介して話していたら、2時間近くが経った。姉さんたちが帰国するまでに、みんなで歓送迎会をやろうと盛り上がった。英語が達者な大学教授夫婦にもぜひ参加して欲しい。このままでは、次女夫婦の思い出はスッキリしないものになってしまうのではと思えてしまう。