友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

「知っていますか?」

2018年09月24日 17時02分51秒 | Weblog

  「知っていますか」と中学からの友だちが、市の図書館で開かれた文章講座で出会った男の名を挙げ、「あなたの小学校の同級生だが」と、メールで訊ねてきた。彼のブログを読んだ時から、私はそんな気がしていた。以前、小学校のクラス会を開いてくれた時、中学からの友だちと同じ市に住んでいることを知った。同じ市には私が教員として初めて赴任した高校で3年生だったのが住んでいるが、出会うこともないだろうし、出会ってもそこから何かが始まることもないのが普通のことだ。

 私の小学校の同級生と中学からの友だちは、中学1年で同じクラスだったはずだ。中学からの友だちは、1年の途中で転校してきた。その時は、「凄いワルらしい」という噂だったが、暴力事件を起こしたのは私だった。多分、噂にならなかったのだろうけれど、1年の同じクラスの者はびっくりしていたと思う。「おとなしい顔していて、かなり狂暴だな」と、言われたことがあった。

 私はクラス長だったが、「ゴリラ」というあだ名の男の子がいつも言うことを聞いてくれなかった。その時も、始業ベルが鳴ったので、「席について」と言うが無視された。私はクラスの中に好きな女の子がいたから、「いいところを見せたい」気持ちもあって、姉のダンナから「ケンカは先手必勝、相手が構える前にしかければ必ず勝てる」と教えてもらっていたので、チビの私が勝つにはこれしかないと、「ゴリラ」に近づくやいきなり身体を捕まえて思いっ切り放り投げた。

 中学3年で初めて転校生と同じクラスになったが、ひょうきんな男ですぐに友だちになった。成績もよく、私たちのクラスにはいつも学年で5番以内の女の子がいたが、「1度も勝てなかった」と私が言うと、「オレは勝ったことあるよ」と言う。「へー、そうなのか」とその時は思ったが、合格こそできなかったが東北大にチャレンジしたのだから確かだろう。話が逸れてしまったけれど、私の小学校の同級生とは今年の7月18日午前8時過ぎに、中央道のサービスエリアで出会っている。

 私は気が付かなかったが、「千載一遇」と彼からメールが来た。私は6人でNHKテレビ『半分 青い』を見ていた。彼は青春の思い出の地、車山高原へカミさんと出かけるところだとあった。人生には偶然の出会いが必ずある。さて、図書館の文章講座でふたりは何を書くのだろう。楽しみにしている。


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