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2022.07.25 駅の燕の親子


先日、JR西宮駅へ降りる階段のところに、こんな張り紙があった。
燕の雛が、巣から落ちてしまったとのこと。
でしゃばりな私は、駅のみどりの窓口に聞きに行った。
「雛は、何匹落ちたのですか?」「2匹です。」
「その2匹は、落ちても生きていましたか?」「生きていました。」
「それは,どうしましたか?」「巣は,高すぎて無理なので、窓枠に置きました。」



「雛が自力で戻れなかったら、生きられないのです。」とのこと。
あんなに高いところへ、まるで垂直に飛んで戻るのは、雛には、到底無理。自力帰巣は
とてもむり。

でも、燕のお母さんが、下に居る2匹の雛のことを、自分の子供だと認識してくれ
たらいいのだけど。そして、餌を与えてくれたら、雛は生き延びられるのだけど。



それから、通るたびに気になっていた。
緑の窓口に、何回も聞きに行った。
「雛は、生きている模様ですか?」「いえ、それはわかりません。」


その後、数日してそこを通ると、『え、2匹居る。すごい!生きていたんだ。
でも3匹ではないので、雛は1匹だけ助かったのかしら?』と思っていた。



すると、今日のこと。見上げてみると、何と、3匹並んでいるではありませんか?
眼をパチクリ。本当?


蟻の様に、小さく見えるので、大きく拡大した写真。親子3匹無事だった!
真ん中が親鳥、両横が嘴が少し黄色く見えたから、雛鳥だと思う。
あ〜!みなさん無事だったのね。今日は、とても良い日となりました。

駅のみどりの窓口に、「3匹共居ましたよ。雛2匹は生きていましたよ。」と
報告に行った。
それを聞いた駅員さんの、優しい嬉しそうな顔。
そして、温かい処置に、心からお礼を言って、帰ってきた。
JR西宮駅の職員の皆様、本当にありがとうございました。


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