高島平発・文化的居場所「ミストラル」への夢

地域をファッション・音楽・お酒の“文化”の力で元気に!……地元に文化的な居場所作りを模索しています。

少し天気の曇った日には・・・ポール・モーリア「裸足のイサドラ」

2008年06月09日 01時16分58秒 | ●「ミストラル」BGM曲候補
その時の微妙な天気の違いで、何かの曲を聴きたくなったり、思い出したりするようなコトはないでしょうか?

今日、本当は仕事の予定だったのですが、昨日遅くまで会社で仕事をしたので、3週間振りに日曜休みとなりました。

1日得をした気になり、今日は朝から気持ちが良く、久々に荒川を1時間程散歩をしていて、この「裸足のイサドラ」をふと思い出したのです。

38年前に同名の映画が日本で公開されたのですが、メインテーマ曲をポール・モーリアがアレンジして、サウンドトラック以上に哀愁のある曲になっています。

この曲を初めて聴いたのが、多感な17歳の高校2年の頃で、今朝のような少し曇った天気の日でした。

チェンバロのイントロから始まり、フルートの哀愁のある音色、美しいストリングスと続いていきます。

多感な時期に聴いた美しい曲は何歳になって聴いても、気持ちをみずみずしくしてくれ、とても良いものです。


今日、秋葉原で大変物騒で悲しいコトが起こりました。

親の愛情や躾け、教育のあり方、夢を感じさせない政治、本人の甘っタレ、背景や社会的要因はいろいろとあるのでしょうが、本人がもう少し“美しいもの”を見たり、知っていたらと思います。


今朝散歩していても、道端にはたくさんゴミが捨ててありました。
でも、きれいな道端もあります。
社会もそんなものでしょう。

最近の事件を見るたびに、いつも“情操”面での欠如を、感じられずにはいられません。

事件を起こした本人が、“美しいもの”に感じる部分があれば、例え自分の人生が嫌になっても、少なくとも他人の人生まで、巻き添えにすることもなかったと思います。

今朝の荒川は多少曇っていましたが、ヒバリのさえずりがひと際高く聞こえました。

世の中が嫌になっても、懸命に咲く花や、鳥のさえずりを感じるだけの、余裕は持ちたいものです。

もし、世の中が嫌になった方がいたら、ミストラルで「裸足のイサドラ」をお聴きください。

開店が何年先になるか分かりませんが、哀愁あるフルートの音色が癒してくれるはずです・・・。
コメント
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