【永田満徳(みつのり)】 日本俳句協会会長代行 俳人協会幹事 俳人協会熊本県支部長 「文学の森」ZOOM俳句教室講師

「火神」主宰 「俳句大学」学長 「Haïku Column」代表 「秋麗」同人 未来図賞/文學の森大賞/中村青史賞

「華文俳句社」Kabun Haiku ②

2019年02月17日 06時47分08秒 | 華文俳句
俳句大学国際俳句学部よりお知らせ!

〜Facebook「華文俳句社」Kabun HAIKu ②〜

◆『くまがわ春秋』2月号が発行されました。
◆Facebook「華文俳句社」のKabun Haikiu ②が掲載されています。
◆華文圏に俳句の本質かつ型である「切れ」と「取り合わせ」を取り入れた二行俳句を提唱して行きます。
◆2018年11月1日には、二行書きの華文俳句の合同句集『華文俳句選』が発行されました。
◆どうぞご理解ご支援をお願いします。

俳句大學國際俳句學部的通知!

~Facebook 「華文俳句社」Kabun Haiku ①〜

◆『くまがわ春秋』2月號已出版。
◆刊登Facebook「華文俳句社」のKabun Haiku ①。
◆於華文圏提倡包含俳句的基礎「一個切」和「兩項對照組合」的二行俳句。
◆2018年12月1日已出版華文俳句的合著,『華文俳句選』。
◆請各位多多支持指教。


華文俳句(くまがわ春秋)2月号
永田満徳選評•洪郁芬訳


吳衛峰

窗外飛雪
唇齒間融化的巧克力
〔永田満徳評論〕
以「飛雪」與「巧克力」的兩項對照組合,讓外頭的冰冷氣候與口中融化的甜蜜形成對比。如此紀錄了寒冬的一個情景。
吳衛峰

窓外の吹雪
唇と歯の間に溶けるチョコレート
〔永田満徳評〕
「吹雪」と「チョコレート」との取り合わせで、外の凍るような寒さと口の中にとろける甘さの対比が素晴らしい。寒い日の一場面をうまく切り取っている。



林國亮

以手掌溫酒的驛亭
小雪花
〔永田満徳評論〕
在一個雪花紛飛的車站裡,作者設法以手掌溫酒並飲用。引起讀者共鳴的是因為寒冷,所以想喝酒來取暖的共同體驗。

林國亮

駅舎にて手のひらで温める酒
小雪の花
〔永田満徳評〕
小雪の舞う寒い駅で、少しでも掌で暖かくして酒を飲もうとしている場面である。寒いからこそ、酒を飲んで体を温めたいという気持ちは共感できる。



離畢華

秋月清暉
漆成白色的房子
〔永田満徳評論〕
或許描述滿月的清輝。明亮的月光使白色的建築物更顯得突出。這是寫生俳句的最佳榜樣,描寫了一幕綺麗的夜景。

離畢華

秋の月明り
白いペンキ塗りの屋敷
〔永田満徳評〕
満月の「月明り」であろう。明るい月の光でなお一層白い建物が印象鮮明に浮かび上がってくる。写生句の見本のような句で、美しい夜景が描き出されている。

コメント
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