これは、清朝磁器をそっくり写した古伊万里です。
オリジナルの清朝物がときどき市場にでてきます。
絵付けの緊張感や締まりは、オリジナルの方が勝っているような感じもしますが、
日本的なやさしさや全体のまろやかさは、伊万里写しの方が、よいような感じもします。
おや!どこか、ひょうきんな、だったん人ではないでしょうか?
見込みの龍は、オリジナルの龍に肉薄している感じはします。
底に窯割れが、見えますが、表には抜けていません。
時代は、寛政期くらいと思われます。ゆうに200年は経っている計算になります。
こういう大鉢って、現在使い道があまりありませんよね。(笑)
直径約27㎝×高さ約12㎝