古伊万里江戸後期物の魅力

古伊万里江戸後期ものを中心としたブログです。
その日の気分で、俳句も作ってみようと思います。

島岡達三・掛け合釉縄文象嵌皿

2008年02月11日 10時15分42秒 | 益子焼



去年の12月11日に、益子の人間国宝の島岡達三さんが亡くなりました。

地元ですので、何点かは、持っています。

ちょと、残念でしたが、年齢的には長寿の方だったんじゃないでしょうか。

地元では、有名でしたので、知らない人はいないと思います。

濱田庄司氏のお弟子として修行をされて、

庄司氏に『たとえれば、つむぎの様な作風』と言われたそうです。

濱田氏の豪快な作風に比べて、やや、ナイーブな繊細な作風とでも言うべきでしょうか。


追記・・・

 【これは、お魚の文様では、ありませんので、念のため・・(笑)】

   直径約、24cm×3,5cm


島岡達三(しまおかたつぞう、1919年(大正8)10月27日 - 2007年12月11日)
東京出身。父は、組紐師島岡米吉。師は、浜田庄司。

1954年(昭和29) 益子に築窯。
1964年(昭和39) 日本民芸館賞受賞。
1980年(昭和55) 栃木県文化功労章受章。
1994年(平成6) 日本陶磁協会賞金賞受賞。
1996年(平成8)5月10日 民芸陶器(縄文象嵌)で国指定の重要無形文化財保持者(人間国宝)認定。
1999年(平成11) 勲四等旭日小綬章受章。
2007年(平成19) 12月11日没・享年88歳