古伊万里江戸後期物の魅力

古伊万里江戸後期ものを中心としたブログです。
その日の気分で、俳句も作ってみようと思います。

志田焼・山水紋大皿

2009年01月10日 19時35分32秒 | 志田焼
本日は、床屋さんへ行ってきました。

椅子が五つくらいあるのですが、小学生から20代、30代くらいの人で混んでおりました。

特にわたしは、彼らと精神的に、なんら違和感なく待っておりました。

しばらく待っておりまして、いざ自分の番が来ましたので、鏡の前に立ちますと・・

自分の姿をみて、愕然としました。

いまだ、自分の気持ちは、30歳そこそこなんですが、

本当にいい加減オジサンなんです。(笑)

人間って、あっと言う間に、歳をとるんですね。。

浦島太郎の話は、本当だと気が付きました。。。(笑)






これは、志田の山水文様のお皿です。
絵付けをみると、山水文様は、山水図専用の職人さんがいた事がわかると思います。
ピカソの絵と同じで、簡単に描けそうでいて、どうしてどうして、画けるものではないでしょう。
バランス、手馴れたやわらかな筆跡や軽やかな運び、もっと、評価されてしかるべではないでしょうか。




おそらく毎日、毎日、山水文様ばかり描いていたのではないでしょうか。
志田では、図変わりが評価されますが、こういう山水文様も注目して欲しいと思います。



直径約29cm高さ約3cm
   
              江戸後期のころ