骨董品って、集めはじめるとキリが無いんですよね。
ある意味、麻薬中毒のようだという人がいますが、
多少はあたっているような気もします。(笑)
いえ、骨董に限らず、あらゆる趣味は、中毒的要素を孕んでいるような気がします。
それは、脳内麻薬のエンドルフィンという物質が、放出されて、
一種の幸福感と充実感がえられるそうで、その鎮静作用はモルヒネに、
匹敵するそうです。
その、エンドルフィンは、滝行とか、断食、マラソン、とか
肉体的限界のときにも、放出されるそうで、マラソンとか滝に打たれたときの
充実感とも関係しているといいます。
過労死も、そのエンドルフィンの作用で、過労を感じなくなったときに
起こるといわれています。
ですから、骨董品を買って、満足した夜は・・・・・
非常に危険な状態といえます。(笑)
普通の人が感じる痛みを感じなくなっていて、
すでに命の危険を犯している状態になているかもしれません。(笑)
元禄~享保期・型紙摺絵印判のお皿です。
印判というと、明治と思われがちですが、
元禄時代から、あったんですよね。
浴衣の染めと同じ技法で、渋紙に穴を開けて、
上から染料をブラシなどでこすり、定着するそうです。
ですから、細かい穴の連続模様しかできません。