古伊万里江戸後期物の魅力

古伊万里江戸後期ものを中心としたブログです。
その日の気分で、俳句も作ってみようと思います。

錦手・オランダ人図尺皿(正解)

2012年03月14日 20時16分01秒 | 紅毛伊万里
いや~。
みなさまご意見ありがとうございました。m(_ _)m

ヒントになるので、前の日記には、レスをあえて省略した失礼をお許しください。(^^♪

それにしても、今回の出題は、しょうしょう難しかったのかもしれませんね。
これほど、皆様が難問とお考えになるとは、思いもよりませんでした。
ぼくも、予想外の皆様の回答に衝撃を受けました。

回答者のうち正解者は、3人ほどでしたでしょうか?
そのうちある程度の確信を持って答えられた方は、お一人でした。

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  以下は、みやまつ的、絵付けによる真贋鑑定の方法の一つです。
        ご参考になるかどうか、わかりませんが、記述しておきますね (^^♪



 ① 本物とうのは、いがいに素朴な絵付けで、あどけない表情であること。




② 絵の上手・下手は関係ありません。
          上手・下手にこだわると、必ず、上手な絵に騙されます。



③ 時代というものは必ず顔に出ますので、現代人の描いた顔かどうか?
           コツは、頭で考えるのではなく、なるべく、ご自分の『腹』で考えること
              頭で考えると、たいがい、判断を誤りますので、注意します。




③ 絵付けの陶工になった気持ちで、絵付けを観ること。
      元絵は、絶えず手元にあるでしょうが、数をこなさなければならない為、
       ある程度のスピードのある筆で、おそらくフリーハンドで、描いたであろうこと。



 もちろん、皿裏の唐草もフリーハンドで、皿裏専門の職人さんが描いたであろうこと。



  裏銘は、どうも当時文盲の職人さんもいたようで、
        そういう方の書いた文字と思わしき文字も、まれに見受けられること。



          結論から申し上げれば、これは、『本物』と思われます


もちろん真贋を判断する場合、高台とか、呉須とか、磁器肌とか、キズとか
総合的に判断することは、いうまでもありません。

古伊万里を収集する上で、少しでもご参考になれば、幸いです。(#^.^#)