たばこの気持ち

先々週の「カンブリア宮殿」はネスレ日本でした。

以前、不二家がライセンス契約で製造販売していたキットカットは、契約終了に伴い「どうなるんだろう？」と気になっていたのですが、いつの間にか、より大量に、どんどんカラフルに、年がら年中、身の回りにあふれていました。

その陣頭指揮を取られたのが、高岡社長だったのでしょう。発想がユニークで、何よりも奇をてらわず、市場や社員のちょっとした声に耳を傾け、解決・改善、新たなチャンスにつなげていく、まさに「俊敏にして柔らかな人間性」のなせる技だと敬服いたしました。

ネスカフェ・アンバサダーの進化にも驚きました。一人暮らし高齢者に「手軽さと美味しさ」で憩いを提供し、同時にケアマネージャーと通信でつなぎ、優れた「見守り」役にまでしてしまうのですから、企業の価値や使命までが見えてくるようでした。