たばこの気持ち

昨日、衆院選がスタート（公示）しました。「希望の党」の希望は、英語でいうと「HOPE」ですが、どのような結果になることやら----。

ところで、先日、アサヒ飲料の「六甲のおいしい水」（2ℓ ペット 12本）をヤフーポイントで注文してみました。飲料をヤフーショッピングで買うなんて、まったく初めてのことですが、スーパーで2本ぐらい買って自宅まで運ぶのは、けっこうきついので、運んでいただけるのはありがたいですね。

そして、ついに私の、たばこを吸わない日は、さほど苦にならず2週間になろうとしています。

せっかく、細かい文字がびっしりの「梨の花」中野重治著（岩波文庫 緑 83-3）を読み終え、たばこに関する言葉が出た場面を抜き書きしてみましたので、数度にわたり投稿させていただきます。
画像は、講談社「たばこカタログ」からスマホで撮影したものです。

【13ページ】
このおんさんは青ぐろい顔をしている。煙管（きせる）をくわえて、腰に犬の毛皮の四角いのをさげて、それを敷いて岸に腰をおろしている。だれとも物をいわぬ。子供にもにこりともしない。

［ken］私は子どもの頃、小学校の行き帰りにすれ違う大人が苦手でした。とくに自分一人の時は、「何か話しかけられたらどうしよう？」とか、「逆に無視されても嫌だなぁ！」とか考えてしまう子どもでした。中野重治さんは、子ども特有の自己意識にとらわれず、大人たちの言動や持ち物、周囲の様子を克明に描く力に驚かされました。たばこで言えば、当時は、刻みたばこと紙巻たばこが共存していたのですね。（つづく）