
前々回のテレ東「カンブリア宮殿」で、バルミューダの寺尾社長の「本気さは一発で伝わる」という言葉に心打たれ、自分に欠けているのはこれだな、と痛感しました。

そして、空気を読めという「寄らば大樹の陰」的な姿勢が、一人ひとりの個性を圧殺し、多くの職場での息苦しさにつながっているのではないか、と気づかされました。同時に、今流行りの「報連相」は、時として平凡に陥り、そこで作り上げられた言葉が、決して人の心に届かないんだ、という真実が見えたような気がしました。

また、これだけ日本企業の優等生ぶりとの対比で語られてきたダメな政治ですが、昨今の連続して明るみに出てきた不祥事をみれば、ダメさにおいては同じようなものなのですね。ならば、一流企業であろうが、そうでない企業であろうが、自分で自分を守ること、とりわけ今の時代において、中途半端な態度では成し遂げられないのでしょう。