前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

大阪の日本共産党木津川南地区委員会主催の原発ゼロシンポのパネリスト。大変な熱気でした。

2011年08月27日 | Weblog
昨日午前中は、知り合いの親御さんの不幸の連絡がありきゅうきょお悔やみにかけつけたり、頼まれていた原稿の締切日だったため、「こもって仕上げる」などしました。
午後からは、大阪へ。日本共産党木津川南地区委員会主催の原発ゼロシンポのパネリストとして参加するためです。
しかし、慣れない大阪。市バス乗り場をみつけ、路線を探しましたがみつけられず、係員に聞いたら「あ、そこは乗り換えないといけない。地下鉄の方がいいですよ」と言われ、地下鉄乗り場へ地下の繁華街を移動。


すると古本屋が。地下街に古本屋か、としばし休憩。福井県出身のアチャコのことなどかかれている前田勇「上方 まんざい 800年史」を1500円で購入。しかし、若い男性、女性がつぎつぎ入ってきますねー。


シンポの会場は、区役所の2階ホール。大きな会場です。
最初は、38歳の女性地区委員長、能勢みどり委員長の開会あいさつ。元気印の委員長です。原発事故で自殺された高齢者のお話には、隣の男性が涙をぬぐっておられました。
滋賀農民組合連合会会長の北村さんの特別発言。ごあいさつした際には「敦賀は国鉄、セメントでした。交流してました」と。

パネリストは、元京大原子炉実験所教員の岩本智之さん、共産党中央委員会政策委員会事務局長の寺沢亜志也さん、と私。
大変な方々に囲まれました。司会は前府議の小谷みすずさんです。

岩本先生は「難しい話をわかりやすく」のお手本のような方でした。「ほあんいんあほ」という回文などで笑わせます。原発の技術的話しで会場がなんども沸いた光景ははじめてみましたね。寺沢さんは党中央委員会の提言を解説、私は県政・県議会の動向や使用済み核燃料プールの増設計画の問題などお話ししました。


会場からも、相次いで質問の手があがりました。「新築の家にソーラーをつけた。消費量より発電が多い。こういうことをやっていけば、原発も不要になるのではないか」「東京から避難している。原発がなくならない限り、どこにいても危険がある。マスコミは『大丈夫・・・』と報道しているが・・・」「20msvまで安全などと言われたが、歯科で700枚のレントゲンをとるのと同じだ」「Mark1の問題は」「ヨーロッパの原発の冷却方法は」「鉄工団地の業者も仕事がない。マイクロ風力など地元業者がとりくめるように自治体が応援してほしい」などなどたくさん!それでも時間がなくて質問を打ち切るほどでした。

終了後は、なんと党員の方のお宅をお借りしての「打ち上げ交流会」。ここでもみなさん談論風発。大阪のパワーの力を実感しましたね。
みなさん、ありがとうございました! 福井の原発ゼロへ、連帯してがんばりましょう!