前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

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共産党奈良県委員会・革新懇のみなさんのもんじゅ視察。福島原発では高校生がバイト!?

2011年08月05日 | Weblog
        共同通信・・・・・・東京電力福島第1原発などで働く作業員の労働条件などについて話し合う日弁連のシンポジウムが4日、都内であり、聞き取り調査をした弁護士が「東電が作業員に払った日当約10万円が何層もの下請け会社の介在で手数料が引かれ、作業員が受け取るときには8000円になった例があった」と報告した。
 6月に福島県いわき市で調査した渡辺達生弁護士によると、下請けの地元業者が「東電からは日当で1人10万円を切るぐらいの金額が出ている」と証言。この業者の場合、15%程度の手数料を取っており、作業員の手取りは最終的に1万~1万数千円になり、若い人の場合は8000円になることもあった。

 作業員の相談に当たってきた同市の市議は「多くの労働者が中間搾取されている」と話し、待遇改善を訴えた。

 また第1原発で4月に4日間、放射性物質で汚染された水をためる施設で働き、計16ミリシーベルト被ばくしたという男性(56)も参加。「安全と信じてきたが、何て危険だったのか」と話した。

 男性は下請け会社の下で働き、日当は1万8000円だったが、個人事業主の「一人親方」として扱われ、社会保険に入れてもらえなかった。「なぜ、こんなに少ないのか。もう少し払ってほしい」と求めた。・・・・・・・・・




       昨日は奈良県からの原発視察調査団が福井にこられました。
共産党奈良県委員会の沢田県委員長先頭に、今井光子、山村さちほ、太田あつしの各県議や市議、革新懇のみなさんがバス2台で。県委員長みずからみえられたのは初めてですね。

もんじゅを視察し、その後、明通寺へ。中嶌住職、宮崎小浜市議、私からお話し。みなさんからは、「もんじゅの経費はどこがだしているのか」「被曝労働の実態は」「危ないもんじゅに敦賀市民の反対は」などなどさまざまな質問、ご意見がだされました。お疲れ様でした。がんばりましょう!

       母親大会に参加した女性から「埼玉県の高校生が夏休みのバイトで、福島原発の事故処理の仕事をしている」との発言も。驚きました。年齢を偽って、下請け作業員として働いているとのこと。
「きちんと放射線防護服着ているから大丈夫」と言っているらしいがとんでもない。
東電は年齢確認を下請け作業員ふくめて徹底をする責任があります。いわゆる「行方不明者」にされたのではたまりません。

       ネット上では時給3000円とかいわれています。また、下請け労働者が「ピンハネ」されている実態も明らかにされています。
「原発労働なんでもあり」の違法状態の改善も急がれます。