私が死んでもレシピは残る 小林カツ代伝 | |
クリエーター情報なし | |
文藝春秋 |
☆☆☆
料理家、小林カツ代さんの足跡、副題が“私が死んでもレシピは残る”。
料理が好きな私にとっては、テレビの料理番組で当時知ったのは、
土井勝さんと、江上トミさん、現役だが一番影響を受けたのが、栗原はるみさん。
関西出身で関西風の味付けみたいですが、小林カツ代さんとはご縁が無かったようで、
活躍されているのも、なかなか目にしたことはないようで・・・・。
でも、今土井勝さんの息子、善晴さん、小林カツ代さんの息子、ケンタロウさんが活躍
されているのをみると、まさに味、家庭の味は、伝わるもの、まさに伝承芸だと感じますな。
でも、ご自分の料理に対する思いは常に熱く、時に周りとの軋轢も多々あった、カツ代さん。
世に名を残す人には、妥協という言葉は無いんですな・・・・。
でも、案外忘れがちの、幼い時から慣れ久しんだ“舌”がいかに大事なものか・・・。
今の若い方が、マクドや吉野屋で育っていくのを見ていると、十年後、二十年後には
家庭の味、おふくろの味、なんてのは、死語になるんでしょうか・・・・。
我家にも、料理上手だった親父の料理、“オジイチャンシチュー”“親父の肉の佃煮”
があります・・・この本の副題“私が死んでもレシピは残る”ではないですが、
思い出の料理って、大事ですよね。
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