ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

小林カツ代伝~中原一歩

2017-05-23 05:06:07 | 本の少し
私が死んでもレシピは残る 小林カツ代伝
クリエーター情報なし
文藝春秋

☆☆☆

料理家、小林カツ代さんの足跡、副題が“私が死んでもレシピは残る”。

料理が好きな私にとっては、テレビの料理番組で当時知ったのは、
土井勝さんと、江上トミさん、現役だが一番影響を受けたのが、栗原はるみさん。
関西出身で関西風の味付けみたいですが、小林カツ代さんとはご縁が無かったようで、
活躍されているのも、なかなか目にしたことはないようで・・・・。

でも、今土井勝さんの息子、善晴さん、小林カツ代さんの息子、ケンタロウさんが活躍
されているのをみると、まさに味、家庭の味は、伝わるもの、まさに伝承芸だと感じますな。

でも、ご自分の料理に対する思いは常に熱く、時に周りとの軋轢も多々あった、カツ代さん。
世に名を残す人には、妥協という言葉は無いんですな・・・・。

でも、案外忘れがちの、幼い時から慣れ久しんだ“舌”がいかに大事なものか・・・。
今の若い方が、マクドや吉野屋で育っていくのを見ていると、十年後、二十年後には
家庭の味、おふくろの味、なんてのは、死語になるんでしょうか・・・・。

我家にも、料理上手だった親父の料理、“オジイチャンシチュー”“親父の肉の佃煮”
があります・・・この本の副題“私が死んでもレシピは残る”ではないですが、
思い出の料理って、大事ですよね。


にほんブログ村に参加中。
クリックで応援、よろしくでおます。
↓↓↓
にほんブログ村 本ブログ 読書日記へにほんブログ村

にほんブログ村 演劇ブログ 落語へにほんブログ村

読書ログ - 読んだ本を記録して共有する読書コミュニティ


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする