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迷子に良くなる作者。私はそれが嫌で、常にコンパスを頭に浮かべながら暮らしてきたので、正反対。前の人が曲がったら曲がる。バスが来たら乗ってみる。羨ましい限りのこだわりのない生き方。
僕はいつも迷っている。
大きなことから些細なことまで、僕は常に迷い混乱している。
そして、こんなに迷うのは主体性がなくて、自分でものごとが決めることができないからだと・・・。でも、・必ずどこかに着くから焦らない。・孤独や孤立を恐れない。・細かいことは気にしない。と。・・・羨ましい限り。
目的地さえなければ方向音痴にはならない。目的地がぜんぶ悪い。
だから・・迷子でいいのだ。
ああ、散歩道を究めたいごまめには、爪の赤でも煎じて見習いたいもんです。
それから、作者の祖父の言葉
「ええか。人という字は人と人が支え合ってるんやない。あれはな、一人の姿や。騙されたらあかんで」・・身に染みるお言葉でございますな。
