ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

月に吠えらんねえ・6・清家雪子

2021-05-26 06:06:06 | 本の少し

 

☆☆☆

時代と国民が詩人たちに戦争翼賛を求める。
俳句は変わりません。俳句は花鳥風月の文学ですから、戦いに勝とうが負けようと、俳句は何の影響も受けません。といいながら、言祝ぎや戦勝祈願を強いられて文学と身の保全の間で揺れ動く。

夕顔の花に涙を流すかな
出御今二千六百年天高し
初空や大悪人虚子の頭上に

 


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