父の背中―拙者のハンセイ | |
クリエーター情報なし | |
青志社 |
二代目林家三平。林家いっ平の本。
いたって甘ったれた、甘えん坊の本。
お父さんの三平さんの芸への真摯さと、母の香葉子さんの夫に先立たれた後の、
子供を育て、一門を守りきった姿は凄い。
親の七光りと自覚しながらも、そのわくから抜けでる事もできなく過ごす二つ目修行。
一番、引っかかったのは、橋と噺の項で、芸談を述べているようで、世の中の美人は
スポーツマンに走るのかと、よほどそれなりの意中の人をとられたのか、
恨みつらみにしか聴こえない、聴きたくない様な本音が書かれている。
元義理の兄である、小朝師匠の手紙なんぞ、ほんと羨ましい限りの愛情に満ちている。
真打昇進までは、小朝師匠に稽古をみてもらい、師匠からは「史上最大の甘えん坊真打」
とあだ名を頂戴したらしいが、まさにお母さん子の甘えん坊のいつ平さんでおます。
でも、高座での落語はどんなものか逆に、興味が湧きますな。
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