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毎週楽しみにしている、毎日新聞「日曜くらぶ」に連載の「松尾貴史のちょっと違和感」をまとめたもの。まあ、読み返すと政権、政治に対する、様々な疑惑、嘘、不正、国費の無駄遣い、違和感の洪水。ニッポンの最高権力者は、頻出する不祥事に、「責任を痛感」「責任は私にある」と言いながら、一向に責任は取ろうとしない。
「空気を読ませる」ばかりで「空気を作り出す」「異を唱える」などの機会は与えない陰湿さを感じる。トップ総理大臣がひとかけらの罪の意識も感じられなく、あれこれ言い訳を作って逃げ回る様を見て、「こんな卑怯な者に生命と生活を預けなければならない」という憤りは、読めばまた高まってくる。
「ちょっと違和感」、“私はそう感じたんだから、誰にも文句は言わせないぞ”、CMでいう“個人の感想”の範囲です。でも、昨今、政治家に必要な庶民感覚と共感力なくなりましたな。長いものに巻かれる、長寿社会になって一番、弊害、老害が出ているのが政治の世界、70歳定年制でも唱える政党でてこないのでしょうか。
「なぜだろう なぜかしら」という感覚大事にしたいですな。
NIPPON NO IWAKAN ニッポンの違和感 でおました。
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