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俵万智さんから始まり、彷徨いながらもどうしても万智さんに行きつく、私の短歌・・・ごまめの原点、ここにあり。
おしゃべりな洗濯機今日は「こんにちは」だけなり なんだ、寂しいじゃないか
うたごころ見うしなう夜 うしなって「う」が「し」になって したごころなう
クリスマスマーケットに買うマグカップ確かに今日があったしるし
「どんぶりで食べたい」というほめ言葉息子は今日も言ってくれたり
天庵の蕎麦待ちおれば色紙あり私の書いた麦わら帽子
色づいてはじめて気づく木のようにいつも静かにそこにいる人
卵かけご飯か鯛茶かオムレツか豊かに迷い朝が始まる
「なんや今ごろ気づいたんか」という君のええとこもっと気づいてみたい
短歌とは心に続くみちだから いつでも会える あなたに会える
つっこんでくれる息子がいてほしい 「午後の紅茶」を朝に飲むとき
ちょうどいい死なんてないだろう「もう」と思うか「まだ」と思うか
「はじまり」と「おわり」にそれぞれ一つずつ「り」がある男と女のように
今日選んだ短歌、なぜか「」が多かったですな・・。
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