柳家さん生 笑福亭鶴二 ・二人会
ZAZAの一階正面には、くいだおれ太郎が。
開演前の会場。
通路までいっぱいの、大入り満員。
一、笑福亭呂好・・・・・・・・・「寿限無」
受付のお手伝いをしていたので、聴けず。
このZAZAの会をずっと来ていただいている私のお友達が
中入りの時、「呂好さんうまくなったね」とポツリ、その一言に満足。
二、柳家さん生・・・・・・・・・「親子酒」
「どぅ も」のキャッチフレーズで高座に。
鶴二さんとの二人会は、大阪では二回目か。
マクラでは、小料理屋へ通いましょうと小料理屋の良さを紹介。
たっぷりと聴いていていたんですが、肝心の噺に入りと
お客様が続々と御入場・・・空いている通路にお席をつくるために
パイプ椅子を手配してたりして出たり入ったり、座り直すと、
「こんなグルグル回る家なんかいらない」とサゲの部分・・・・・・
中抜きの、さん生さんの「親子酒」でおました。
三、笑福亭鶴二・・・・・・・・・「三十石」
久し振りの「三十石」、よろしいな。
時間の関係か伏見の浜での帳面づけの部分は割愛しながらも、
喜六のお連れのお女中との妄想部分はいつ聴いても最高。
「相乗り、ほろ掛け、ほっぺたくっつけ、おけれっつのぱー」
これって、高校の時聞いてお気に入りのフレイズ、
ませていたというより、音曲としての楽しさで覚えていたんでしょうな。
どぶんちょ、どぶんちょ・・・・三十石は夢の通い路でおました。
四、笑福亭鶴二・・・・・・・・・「稽古屋」
これも、時間の関係で、頭の「色事根問い」の部分は割愛、
稽古事でもしたらどないや、と、横町の小川市松っつぁんの稽古屋へ、
最後の屋根に登っての、「喜撰」でしたかな、アホが唄うところまできっちりと。
でも、間の踊りの稽古をつける時の仕草、綺麗ですな鶴二さん、
花柳旭叟師匠の踊りのお稽古の成果でてますな。
五、柳家さん生・・・・・・・・・「柳田格之進」
東京らしい講談からきた噺。
武士の格之進、碁のお相手の万屋万兵衛、でもこの噺のキーパーソンは番頭。
お店のことを思い、仕事を忠実にこなそうと、自らの思いで動いた結果の出来事。
主人の言われる事だけをする丁稚ではあろまいし、
自らの考え、判断というのが問われるのが管理職、
このあたり、「百年目」「立ち切れ線香」など番頭さん、
中間管理職の辛さですな。
くどくなく、それでいて薄味ながらコクのある下味のついた
ヒガシマルではなくキッコーマン風味の、さん生さんの「柳田格之進」でおました。
柳家さん生 笑福亭鶴二 ・二人会
2014年11月7日(金)午後7:00開演
道頓堀ZAZA POCKET`S
一、笑福亭呂好・・・・・・・・・「寿限無」
二、柳家さん生・・・・・・・・・「親子酒」
三、笑福亭鶴二・・・・・・・・・「三十石」
仲入り
四、笑福亭鶴二・・・・・・・・・「稽古屋」
五、柳家さん生・・・・・・・・・「柳田格之進」
三味線・・・・・・豊田公美子
終演後、ZAZA前にて鶴二さんのご贔屓方々。
打上げは、同じビル内の「柚柚~yuyu~」にて
呂好さん、さん生さん、鶴二さん。
さん生師匠のご贔屓さん。
鶴二師匠のご贔屓さん。
本日の主役のお二人さん。
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