本格派の中堅噺家、ご三人の対決・・・・・・楽しみですな。
雨で、足並みは遅かったが、開演前にはほぼ満員。
一、桂治門・・・・・・・・・・「真田小僧」
初めての出会い。4年目らしくシッカリとした口調。
でも、小僧かがわいらし過ぎて、憎らしさ少ない分、逆におもしろさに欠けるのはなぜ。
他なる、演目も聴いてみたいですな。
二、桂梅団治・・・・・・・・「親子茶屋」
最高・・・梅團治さんの・「親子茶屋」
前回の時は、徳々亭で、三味線、下座がなかったので、気が抜けたようであったが、
今回は、新町へ出てからの「狐つり」でも音曲入りで、梅團治さん片膝立てての大熱演。
骨太の「親子茶屋」大好き・・・・・梅團治さん、あと師匠の十八番で残るのは、「高尾」のみでおますな。
三、桂宗助・・・・・・・・・・「猫の忠信」
浄瑠璃、歌舞伎のマクラで、「蔵丁稚」かと思いきや、「猫の忠信」へ。
宗助さん、よろしおますな。
温い造りあたりでは、宗助さんの色っぽさも伝わり、女房のおとわさんの縫い物姿は秀逸。
本寸法の宗助さん。噺自体の愉しさが直接伝わってくるので大好きでおますな。
四、笑福亭鶴二・・・・・・「お玉牛」
春團治師匠に直接、稽古をつけて頂いたと聞いている「お玉牛」
春團治師匠に劣らないぐらい、シナも美しく、優雅で綺麗。
夜這いのとこも、音曲が入り、手さぐりで忍んでいく。
夜這いでさえ、無言歌のごとく品が良い。
今日ほど、暗闇を感じた「お玉牛」は、ありまへんでしたで。
五、月亭八天・・・・・・・・「御神酒徳利」
今、中嶋さんではないが、旬の「占」のハナシ。
前回聴いたときよりも、余裕があるのか、占師のところでギャグ満載・
まるで、八天さんの創作落語のごとく、主人公のセリフひとつが自然で、おもしろい。
ハナシをノベルの斬新な落語会にも参加したくなりましたな。
充実の落語会・・・・・・・芸の力を堪能。
第141回・須磨寺落語会
2012年3月4日(日)午後2:00開演
須磨寺青葉殿
一、桂治門・・・・・・・・・・「真田小僧」
二、桂梅団治・・・・・・・・「親子茶屋」
三、桂宗助・・・・・・・・・・「猫の忠信」
仲入り
四、笑福亭鶴二・・・・・・「お玉牛」
五、月亭八天・・・・・・・・「御神酒徳利」
12-11-52
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