遅れて行ったので、準備したチラシは既になく、
お連れのチラシ、写させて頂きました。
150名の満員のお客様。
南天さんと吉坊さんの人気、凄い。
阪急で買い物していて、開場時間には遅れそうと思っていると、
ゴルフのレッスン場で知りあった(もちろん、落語も好き)なお友達から電話。
「今日お越しになりますか?
今、開場しましたが、下まで階段にずっと並んでおられます、
お席取っときましょうか、と・・・・・」
開演、20分前に行くと、今前に座布団席つくりましたので、あと9名、
その後の方は、立見になりますが・・・・どうしょうかと、
南天さん入口のところで孤軍奮闘。
最後は、椅子を再び前へ膝送りして、後ろにパイプ椅子で2列。
その際、座布団席の方へ、「後ろにパイプですが、椅子席つくりましたので、
足の悪い方など、後ろでも椅子の方が良いという方、先に移動されますか・・・。」
優しいですな、少しでも良い環境、良い思いで、落語を聴いて貰おうという
南天さんの優しさ、お客さんを大切にする気持ち、
それが、溢れんばかりの満員御礼を生みだすんですな。
そして始まる前に、南天さんでてきて、満員で、不自由かけているお詫びと御礼。
また、万が一事故等があった場合、前列6列までは、舞台を上がって頂いて
向かって左手の階段で一階へ、それより後ろの列の方は、先ほどの階段で一階へ・・・。
次回は、ゆっくりご覧頂きたいので、
ひょっとすると、二回公演にするかも、
ご近所以外の方どのくらい居られますかと聞けば、
半数以上の方が、私も含めてですが、他から・・・・・・・。
人気度、凄いですな・・・・(吉坊ファンも多し)
ほんと、あったかい雰囲気で包まれて、落語会スタート。
こんな気持ちの良い落語会、久しぶりですな。
一、桂文五郎・・・・・・・「あみだ池」
文珍師匠の5番目のお弟子さんで、年季明けしたばかり、
でも、達者ですな・・・・物怖じもせず、落語の楽しさ充分伝えてくれる。
今回のオリンピックでの日本選手ではないですが、
大舞台でも、いつも以上の実力発揮できるなんて、
日本人も新人類、新時代に入っているんですな。
先輩達も、うかうかできない、新人、文五郎さんの立派な高座でおました。
二、桂南天・・・・・・・・・「骨つり」
文五郎さんの高座を見て感心。
南天さん、当時こごろうさん時代の初舞台の時のオハナシ。
丁度、この反対側の岡町ランド寄席とかで、吉朝兄さんがされているときで
散々な落語でしたと・・・・そのあと、オリンピックのマクラを・・・。
時間押していても、お構いなし、
ここいらあたり南天さんのサービス精神ですな。
落語は、「骨つり」、今やよく似た「野ざらし」の形が多いのですが、
そこは米朝一門、しっかりと弁慶がでてくる形。
このはなし、よく似てますが、まるっきり違う噺ですな。
でも、南天さんのキャラからすると、「野ざらし」聴いてみたいですな。
三、桂吉坊・・・・・・・・・「冬の遊び」
吉坊さん、久しぶりですな(なんと、二年ぶり)。
吉坊さんも、初高座のハナシ。
噺は、なかなか聴く機会のない「冬の遊び」。
堂島の旦那が、色街でわがままを・・・・。
挙句の果て、夏の暑い最中贔屓の太夫が八重にも着物を着てると聞いて
私達も、同じように着るもの着てと、夏の暑い最中、冬装束に・・・。
「冬の遊び」、てっきり冬の噺と思っていたのですが、
実際は夏の暑い最中、詳しくいうと「夏場の冬の遊び」ですな。
まあ、とかく金と暇があるお方は変わった遊びされますな。
四、桂南天・・・・・・・・・「素人浄瑠璃」
まあ、ひっぱる、ひっぱる、誰も来んと聞いて腹を立てた旦那に、
番頭が是が非でも旦さんのお浄瑠璃が聞きたいと長屋の者が来ておりますと
それからの、顔芸とも言えるぐらい無言で表わす、南天さん。
大師匠の枝雀師匠の片鱗、ここにあり、ですか。
次も、是非聴きたくなる南天落語会。
ああ、間に太融寺での落語会もあるんですな。
岡町・南天の会
2016年8月11日(木・祝)午後2:00開演
一、桂文五郎・・・・・・・「あみだ池」
二、桂南天・・・・・・・・・「骨つり」
仲入り
三、桂吉坊・・・・・・・・・「冬の遊び」
四、桂南天・・・・・・・・・「素人浄瑠璃」
三味線・・・・・・・・・大川貴子
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