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骨のある本です。何といっても「群像」に「「近過去」としての平成」(2020年4月号~2023年4月号)に、連載されていたものです。
この前桑田真澄がテレビで「自分は常に、常識を疑うことから発想していた」と。まさにこの武田砂鉄さんの論評は、常に本筋とずれたこと、簡単には共有できないこと、新聞を読んでも、テレビを見ても、ネットを眺めても、そこには「一体、これからどうしたらいいんだろう」という、不安だけが渦巻いている。
でも、自分で考え、自分で決めなければ、何も本当の「社会」「世の中は」見えてこない。
考える、いましばらく、絶対多数的な意見を一度立ち止まって考えてみることにします。
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