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とっても良いエッセイです。
長い日記のようなお話ですが、自然体で書かれているだけに、
くどうさんの心の揺らぎが事細かに解かって、親戚の従妹の子の話でも聞いているようで、親しみを感じる。
あとがきにも書いておられますが、“生活は死ぬまで続く長い実話”と、
毎日の些細なことに気をとめ、生活の手ごたえを感じる人との会話。
人と会う、人と話す、人と笑い悲しむ、人とのふれあいで、
自分という立ち位置、考えが定まるような・・・。
コロナ禍で、その一番大事なことが削がれている昨今、
手紙やメール、色んなもので人とのふれあいを絶やさないようにしなければでおます。
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