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主人公の「サダキチ」さんに、落語の極意を教えて貰おうと思って読みだした「落語少年・サダキチ」。第一作目では「平林」をこの第二作目では「動物園」を、ライバルも現れながら、近所にできた落語塾に通う。
あちらこちらの壁にぶち当たりながら習得したのは、落語にとって大事なことは、ゆっくり覚える、腹に入れたら、いったん忘れる、そして再度登場人物の言葉でしゃべりだす。そうすれば、つっかえても、忘れても、その場のセリフがでてくる。
(自分は落語をやってるんではない。落語のなかの登場人物なんや・・・)と、今、私は「狸賽」を稽古してますが、柳家小さん師匠は「狸の料簡にならなきゃいけねって」師匠におしえられたのか。
早く、狸になりとうおます・・・・。
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