ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

いたずらすきなけんちくか~安藤忠雄・原作、はたこうしろう・絵

2021-03-16 06:06:06 | 本の少し
 ☆☆☆


昨年できた「こども本の森 中ノ島」のガイドブックみたいな絵本。ここへ訪れた親は子どもにと思ってパンプレット替わりに買ってしまいそうな本。でもこどもの本の森とうたっているのでまだ見てないのですが、実際の外観や内装を見れば感動しそう。建物に興味をもって建築家やものづくりにそして中に並んだ沢山の本の中の一冊にも、何にでもにも目をキラキラさせる子どもたち・・・を見に、早急に「こども本の森」へ行きたいもんです。

ああ、この「こども本の森 中ノ島」は安藤忠雄さんが設計しただけではなく、大阪市に建物自体を寄贈したんですよ。同じく中ノ島にある中央公会堂といい私財で文化を支える大阪はやはり商人の町ですな、ありがたいことです。

この本、大人こそ読むべき絵本・5冊の一冊です。
大人こそ読むべき絵本・5冊の一冊です。


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釜たけうどん・りんくうプレミアムアウトレット~2021.03.15

2021-03-15 17:19:21 | うどん・蕎麦・そうめん

釜たけうどん・りんくうプレミアムアウトレット~2021.03.15

“肉ぶっかけうどん”

肉は温かいのはなくて、冷たいぶっかけしかないので、この“肉ぶっかけうどん”を、人気の半熟卵の天ぷらがついています。茹でたてのうどんを提供してくれるのか、そこそこの時間を待ってからのできあがり、うどんはこの頃食べているうどんからすれば少し硬さがあるうどん。肉も少し硬さがあって、食べる私も少し硬くなりました。期待が大きいだけに、それ以上でないと感動はなかなか生まれませんな・・・。


②、“ちく天ぶっかけ”と“ネギトロ丼”
嫁さんが食べた、量たっぷりのセット。でも注文したのは温かいおうどんだったのに、出てきたのは冷やのぶっかけ。「あれっつ」といいながら「もう、いいわ」とお腹が空き過ぎていたのか、我慢して食べ始めました・・・。そういえば、声も小さく、アルバイトっぽい頼りない店員さんでした。
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「いる」じゃん~くどうなおこ

2021-03-15 05:05:05 | 本の少し
 ☆☆☆☆

デッサンのような落ち着き払ったシックな鉛筆画に、「シュワッチ」、「ウッス」、「こんにちは光線」「いよっご両人」「うれ・かなし」と今風の言葉が飛び交う。物語りがくどうなおこさん、絵が松本大洋さん、実はお二人は親子とか、作風からきっちり父の絵と娘の文と思っていたら、母の文と息子の絵とか。きっちりだまされたお二人の感性。このギャップが落ち着いていながらどこかザワザワとした絵本になっている気がする。

地球は ぼくを 抱いて くれる
地球 ぼくも あんたを 抱いて いたい

おし ぼくも ウッスして 歩きはじめよう

なかま いっぱい

「いる」じゃん

今は、何をみても、感じますな。

これも「大人こそ読むべき絵本五冊」の一冊です。



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塩元師ラーメン・岸和田店~2021.03.14

2021-03-14 14:14:14 | ラーメン・冷麺・ちゃんぽん

塩元師ラーメン・岸和田店~2021.03.14

“天然塩ラーメン”

図書館へ行ったついでに大周りで帰る途中に岸和田塩元師の看板が、この頃脂っこいものも食べたくなったので、ラーメンでも食べようと、初めて入る。天然塩ラーメンが一番一押しのようなのでそれを頼む。ラーメンはあまり食べないので、比較はできませんがあっさり目で柚子味がほのかに匂い、見た目よりあっさり目で食べやすい。チャーシューがすごく柔らかくて美味しい。麺も細めで私好みで、やさしさのあるラーメンでしばらくするとまた食べたくなりそうです。

②、細めのストレート麺
③、キムチとおろしにんにくは食べ放題
➃、岸和田塩元師・・隣の飲食店が閉店中なので、たっぷりの駐車場。



②、細めのストレート麺

③、キムチとおろしにんにくは食べ放題

➃、岸和田塩元師
隣の飲食店が閉店中なので、たっぷりの駐車場。
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心がほどける小さな旅~益田ミリ

2021-03-14 07:07:07 | 本の少し

 

☆☆☆

意外や意外、ご本人さんの益田ミリさんは漫画での登場人物とはかけ離れて行動派。思いてばすぐさま行動に、一緒に旅する猫山さんとの時もあればひとりだけの時も。春の桜花賞から鹿児島の大声コンテスト、夏の夜の江の島水族館のお泊り、郡上八幡の盆踊り、秋の釧路湿原のカヌーや高知の牧野植物園、冬の第九合唱と秋田の紙風船上げ、北から南まで、思い立ったら吉日と出かけていく。

すごいののは、名所旧跡をあちらこちら巡るのではなく、目的は一つそれのみに集中、だから昼から出掛けて夜は道中で買ったお惣菜で済まして就寝、翌日そのメインの活動が終わればスタコラと帰京。ゆるやかなのかせっかちなのかわからない小さな旅行、そしてすべてが体験型、自分でやってみる、自分で経験してみる、アグレッシブなミリさん。

時間があれば飛び跳ねることのできる、プチながら贅沢な旅行の連続、ポンと普段の生活から切り離すこと、伸び伸びではなくのびのびとする、充電とかではなく新鮮な空気をすう。

どんなかたちであろうと、リフレッシュは大事ですな。



 二冊買ったのではなく、手前が本体カバーより6㎜ほど短いだけの幅広の帯カバー(?)で、ブックカバーが二枚付いた状態です。

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ごまめ自家製うどん・255~2021.03.13

2021-03-13 14:58:26 | うどん・蕎麦・そうめん
ごまめ自家製うどん・255~2021.03.13

“たらの芽の天ぷらとわかめのうどん”

息子が帰ってきていたので、“たらの芽の天ぷらとわかめのうどん”を、「これ何の天ぷらか、解かるか」と聞くと「たらの芽」と見ただけで即答。さすが我が子、旬のものを共に味わえるのはよろしいな。
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スーパーストリングコーベ・スプリングコンサート~2021.03.013

2021-03-13 11:11:11 | 音楽
スーパーストリングコーベ・スプリングコンサート~2021.03.013

今日は、岸和田市の五つの市民センターの合同コンサート、“弦楽四重奏で魅せる、春の響き”と銘打って、山直市民センターにてコンサートがありました。「佐渡裕とスーパーキッズ・オーケストラ」を巣立ち、第一線で活躍する精鋭たちが集う、スーパー弦楽集団「スーパーストリングスコーベ」の若い若い女性メンバーによる弦楽四重奏団。

私は、個人的にはビオラの方の響きが特に好きですし、曲では「魔笛」の序曲が、やはり渋好みでおますな。

スーパーストリングコーベ・スプリングコンサート
2021年3月13日(土)10:40開演
山直市民センター

スーパーストリングコーベ

櫃本樹音(V)、谷本沙織(V)、小椋小野花(Vi)、松陰ひかり(C)


【プログラム】
モーツアルト:アイネ・クライネ・ナハトムジークより第1楽章
モーツアルト:アイネ・クライネ・ナハトムジークより第4楽章
ヴィヴァルディ:「四季」より“春”第1楽章
ドボルザーク:「アメリカ」より第1楽章
モーツアルト:歌劇「魔笛」より序曲
チャイコフスキー:「くるみ割り人形」より「葦笛の踊り」
プッチーニ:歌劇「トゥーランドット」より「誰も寝てはならぬ」
【アンコール】
葉加瀬太郎:「情熱大陸」のテーマ
プッチーニ:歌劇「トゥーランドット」より「誰も寝てはならぬ」


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ごまめ自家製ごはん・254~2021.03.12

2021-03-12 18:26:39 | ごはん・ライス

ごまめ自家製ごはん・254~2021.03.12

“じゃこレタス炒飯”

ついに、ごまめ自家製に炒飯の初登場。めん類以外は敢えて省いていたのですが、ネタもマンネリ化傾向なので、ちょいと変化球もアップしていきますが、お許しを・・・まずは“じゃこレタス炒飯”、卵を油たっぷりの中で炒め取り出したあと、青ネギの香味を油に移しそこにじゃこを入れてそしてごはんと先ほどの卵を入れてよく炒め、中華味のシャンタンとじゃこの塩気があるので塩を控えめに、胡椒で味を調えたのち、最期にちぎったレタスを入れて三回ほど鍋を返してできあがり。レタスのシャリ感と控えめな塩味が上品な炒飯に・・。結構、自信の一皿です。
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暮しのつくり方~本多さおり

2021-03-12 05:15:25 | 本の少し

 

☆☆☆

日々行われる、食べること、着ること、住むこと、音楽をきくこと、本をよむこと、お茶をのむこと、くつろぐこと、体をやすめること、おそうじをすること、日々の暮らしは、穏やかに心を充足させるものであってほしい。
幸せを感じ、力をチャージできるような普段の暮しがあってこそ、仕事や遊びなど外へも力強く向かっていけるのだと・・・。

みえないもの、みないものは、冷蔵庫の奥に入ってしまった野菜と同じ、みずみずしさを失いしょぼんで、最後には朽ちてしまう。私の周りの服や雑貨、h好きな本やCDにいたるまで、クローゼットや本棚、入れるスペースを限定して、そこにお気に入りのものから優先に並べる、置く。決して、しまう、ということはしてはいけませんな。

暮らしのつくり方・・いかに少ないモノで豊かに暮らすか、これからは引き算の世界です。



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ごまめ自家製うどん・253~2021.03.11

2021-03-11 20:39:14 | うどん・蕎麦・そうめん
ごまめ自家製うどん・253~2021.03.11

“天ぷらうどん”

昨晩の残った天ぷらで、天ぷらうどんを・・かき揚げ、玉ねぎ、茄子、鶏、ししとう、レンコン、ですか海老とかが残っていないのはさびしいですし、私はなぜか海苔の天ぷらが大好きなんですよ。
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たちどまって考える~ヤマザキマリ

2021-03-11 07:07:07 | 本の少し
☆☆☆☆☆

なかなか骨のある本でおます。ヤマザキマリさん、漫画家、文筆家の肩書だけではなく世相評論家とでもいうべき今のパンデミックで動きを止めた社会に、自ら「考える」ことの重要性を説く。

・イタリアのヴェネツィアでは、カフェやレストランといった飲食店の多くが中国人オーナーになっている、イタリア全土には約30万人の中国人が暮らしている。(こんなにまで弱体化した伊に中国が侵食しているとは)
・世界が同じ一つの問題に同じタイミングで向き合っているのを、リアルタイムで見つめる機会もそうありません、だからこそ、このパンデミックへの各国のリーダーたちの対応や姿勢を比べてしまう。(菅首相にメルケル首相やマクロン首相、コンテ首相の違い)
・「開かれた民主主義に必要なのは政治的決断を透明にして説明することと、その行動の根拠を伝え、理解を得ることです」(メルケル首相の演説)
・「不要不急」に象徴される日本の曖昧さ、責任不在、「東京アラート」もしかり。(基本として「お願い」によって感染を抑制するという日本のコロナ対策は、どの組織が責任をもって発言しているのか曖昧です)

こんな時こそ、たちどまって考える、社会や自分に向き合うことのできる。
・自分を知るには映画や本や音楽は自分で自分を知る鏡としては最高の素材になります。(本はほんと、たちどまって考えるきっかけと時をくれます)
・西洋化の歪み。かつて日本は、西洋の列強国の存在を知り、自分たちと比較をして劣等感をもち、まずは形から、まげを切り、刀を持ち歩くのをやめ、洋装に着替え、政治の構造も西洋式フォーマットに測って改革を進めました。その「文明開化」が拙速すぎたゆえ、生じた歪の影響がまだ続いているのはないかと。(領地の植民化は免れたが、心の植民地化は深く浸透しているような)
・SNS上に見る凶暴な言葉の刃、頻繁に起こるネット上の炎上。(近代になって「誰でも自由に思ったことを発言するのがデモクラシー」という西洋式習慣が推奨される一方、日本人がいまだに言語の持つ凶暴性を扱い慣れていないと)
・「失敗したくない」という病。(外国語の習得や、国内のマスコミ報道、はたまた政治の国民への広報一つとっても、伝えようとする気持ちではなく、上手にやろう、失敗してはいけない闘、心のないものになっている)
・リモートとエッセンシャルワーカー。(エッセンシャルと聞くとシャンプーしか浮かばないのですが、本来(必要不可欠な)の意。エッセンシャルワーカーとは医師などの医療従事者やスーパーマーケットで働く人など、「人々が社会生活を維持するうえで、必要不可欠な仕事に従事する人」と。そういわれると改めてアパレルに従事した自分の仕事、社会における必要性、重要性、など改めて考えさせられますな。・・もちろん裸で暮らすわけではないですし、終始単なる衣料ではなくファッションを提案してきたのですが、そこには着る喜び、着れば身も心も晴れやかになって元気になると、優先順位ではどこにくるかわかりませんが携わってきました。まあそんな、ゆとりの感じる世の中に早くなって欲しいですな)

まあ、いろんな意味で「たちどまって考える」、そんな本でおます。





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ごまめ自家製うどん・252~2021.03.10

2021-03-10 21:00:22 | うどん・蕎麦・そうめん
ごまめ自家製うどん・252~2021.03.10

“きつねきしめん”

昨日に続いてきしめん、今日はきつねと花かつおでシンプルにきしめんを味わう。お出汁にしみ出したかつおって美味しおますな。お出汁はきしめんの絡みに合うように関西風で仕上げました・・・おいしい。
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おばあちゃんのはこぶね~M.B.ゴフスタイン

2021-03-10 07:07:07 | 本の少し
 ☆☆☆☆

大人が読むべき絵本のBEST第三位。M.B.ゴフスタインさんの絵本。
昨年ふと手にしてファンになった作家さんで、BEST本に選ばれるとうれしいですな。既に三か月で5冊読んでいてこの本が6冊目です。でも、この本が最後の本、遺作とは・・・おばあちゃんがまだこどもだった時にお父さんがつくってくれた木の箱舟。そして結婚して子どもが生まれ。その話をこどもたちに・・・物語も何か生死というか輪廻というか、人生の最後に向かってのさびしさ、取り残されたものの孤独感。

何かしら、こどもへ、そして孫へと、そしてそのまたこどもへと、伝わっていくものは必ずあります、形があってもなくても、伝わっていくもの必ずはあります。

【写真】
一冊目「おばあちゃんのはこぶね」
二冊目「画家」
三冊目「生きとし生けるもの」
四冊目「私の船長さん」
五冊目「おとなりさん」
六冊目「ブルッキーのひつじ」

一冊目「おばあちゃんのはこぶね」

二冊目「画家」

三冊目「生きとし生けるもの」
四冊目「私の船長さん」

五冊目「おとなりさん」


六冊目「ブルッキーのひつじ」

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ごまめ自家製うどん・251~2021.03.09

2021-03-09 20:06:14 | うどん・蕎麦・そうめん
ごまめ自家製うどん・251~2021.03.09

“かき揚げきしめん”
今日は午前中にCO-OPさんへ買い物に行ったので、ついでにお惣菜売場で、“菜の花と竹の子のかき揚げ”を購入、それをきしめんでいただく、きしめんとなればやはり花かつお、ネギの影が薄く、薬味代わりの名わき役になりますな。
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よあけ~ユリ―・シュルヴィッツ 作・画

2021-03-09 09:09:09 | 本の少し
 ☆☆☆

大人こそ読むべき絵本のBest・2、「よあけ」。日本の水彩画のような静けさのあるタッチの暗い。墨絵のような暗い夜明けにみずうみに靄がかかり、蝙蝠が、蛙が、とりがめざめる。おじいさんは孫を起こし、みずうみにボートをこぎ出す。
最後のページは見開きになって朝明けの瞬間を、「山と湖が、みどりになった」と一面緑の輝かしい世界に・・・。

まさに、今閉塞感のある時代だからこそ、かならず輝かしい未来が待っていると・・・。




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