4月1日(日) 二ケ城山は広島市安佐北区高陽と東区温品の境界線上にある標高483.2mの山である。今この山の高陽側の西斜面が白い花々で埋められている。麓から見ても、その白さが際立っている。その正体を確認しておこうと、この山に登ってみた。ややピンクがかった山桜と共に、タムシバが一斉に咲いていた。昨年は殆どその姿を見なかったが、今年の繁殖ぶりは凄まじくさえ感じる。最近では春先の二ケ城山のタムシバは登山愛好家によく知られるところとなり、それを見るためのグループ登山などを良く見掛けるようになってきた。
【写真上】二ケ城山の西側斜面を埋めるタムシバの花。よく晴れた青空の下で白い花を撮りたかったが、生憎の曇天、黄砂の日となってしまった。
【写真中】タムシバの密集地をアップすると、花一つ一つが白いドットのように見える。
【写真下】タムシバの樹を一本ごとアップで写真に納めてみた。密集地ではこうした樹々が咲き競っている。