4月26日(木) 見事に晴れ上がった青空の下、やや暑いほどに気温は上がったものの、薫風吹き始めた広島の平和大通りを散策した。潤沢に植え込まれた樹々は新緑の季節も迎え、今は眩しいほどに黄緑色に輝いている。そんな中で、紅い花房をつけたベニバナトチノキの樹が通りのあちこちで風に揺られている。これは広島にフラワーフェスティバル(FF)がやってくることを告げてくれる花でもある。新緑の真っ只中での紅色は人々に深い印象を残す花である。
【写真上】FFの準備が進む平和通りに見事に咲いたベニバナトチノキ。青空や高層ビルの景観にもマッチする花木でもある。
【写真下】この樹は、欧州原産のセイヨウトチノキ(マロニエ)と北米原産のアカバナトチノキの交配種で、街路樹として多く植えられているという。