4月13日(土)
このところ冬が戻ってきたような肌寒い天気が続いている。素早いスピードで咲き進んでいた広島県北の桜も想定外の雪をかぶることとなってしまい、暫しそのスピードの調整を余儀なくされたようである。晴れ渡った週末の一日は、そんな桜たちを観察する絶好の機会となった。瀬戸内沿岸部の桜は大概散ってしまった感じであるが、訪ねた備北の各地では、各々の名木たちがその美しい姿をより一層飾ろうとしていた。
桜を追った記録の詳細は「広島の桜2013」をご覧ください。
【写真↓】蓮照寺(庄原市西城町)のシダレ桜。樹齢130年余のドーム状の名木である。
【写真↓】西城川の河岸を飾る桜並木(庄原市西城町)。昭和51年に西城町を桜でうめる会の皆さんの手で、その後は老人会の皆さんによって植えられて育まれたという。西城川の清流と桜の花のコラボレーションが美しい。
【写真↓】森湯谷のエドヒガン(庄原市東城町森)。樹齢は不詳であるが、形の良い名木で満開の時を迎えようとしていた。
【写真↓】猫山をバックに咲く要害桜(庄原市東城町小奴可)。樹齢260年と言われる古木である。小奴可の棚田の中の古城跡に咲く。7分咲きくらいであろうか。
【写真↓】円正寺の山門を飾るシダレ桜(庄原市高野町)。樹零約300年と言われている老樹が咲き始めていた。左側が7分咲き、右側は3分咲きといったところであろうか。
【写真↓】見事に垂れた円正寺のシダレ桜。境内には前々日に積もった雪がまだ残っており、まだ冬と春が同居している感じであった。桜も気象変動への対応が大変であろう。
【写真↓】金秀寺のシダレ桜(庄原市高野町)。円正寺と隣り合って絶妙の花見の機会を提供してくれるのであるが、この日はまだ5分咲きといったところで本来の魅力を発するにはあと1~2歩と言ったところであった。やや赤味がかかった花弁が美しい。
【写真↓】この日グランドオープンした「道の駅たかの」。いつもは静かな高野であるが、この日のここは終日大勢の来客で賑わっていたようである。
【写真↓】3月30日に三次東JCT・IC~吉田・掛合IC間が開通し、広島~松江間が直通出来るようになった松江自動車の無料区間(三刀屋・木次IC~三次東JCT・IC)を走ってみました。