通い始めて4年になります。庄原市比和町三河内(みつがうち)の山裾の棚田の一画に環境省レッドリストで絶滅危惧種Ⅱ種に分類されているヒゴダイ(キク科ヒゴダイ属)の保護地あります。少し早めかなと思いつつ今年も訪ねました。ところが、今年のヒゴダイはもう盛りを過ぎて、一部はかなりくすんだ色合いになっていました。今夏の異常気象はヒゴダイの背中を押して早々に咲かせてしまったようです!〔8月23日(月)〕
↓ 一緒に植えられたオミナエシ(オミナエシ科オミナエシ属)をバックにヒゴダイが見事に咲いていました。
↓ この地では「ぼにばな」(盆花)と呼ばれており、もともとはオミナエシやワレモコウなどと共にお墓に供えられる花だったのでしょう!
↓ 「ぼにばなの里」は高台に建つ慶雲寺の門前の棚田にあります!
↓ 「ぼにばなの里」の前面には広々とした三河内の景観が開け、その後背にはろう石鉱山で有名な勝光山(947m)が聳えています。
↓ 瑠璃色のヒゴダイと黄色のオミナエシの見事なコラボレーションが見られました!
↓ 稀少種の花をこうして例年見ることが出来るのは地域の人々の保護活動のご労苦の賜物と思います。今年も暑く御礼を申し上げねばいけません。