昨今のニュースで日本でもコウノトリが見られたという話がありましたね。飛ぶ姿も優雅だし、なかなか見栄えはするし、何より夫婦円満の象徴ですよね。「おしどり夫婦」ならぬ「コウノトリ夫婦」なんてのがいてもいいかも。(もしかしたら兵庫県ではそういうのかな?)
こちらではこの大きな鳥は普通に見られる鳥のようです。ブルガリア語の先生であるディディに「日本にはコウノトリは数羽しかいなくて、自然のコウノトリが見られるとみんな見に行くんだよ」というと、「ええっつ?そうなの?信じられないわ、どこでもいるじゃない?、小さいころ私のいた村に年をとって渡りができなくなったコウノトリがいて、みんなでなでなでしたのよ。」って言ってました。
首都ソフィアでも端のほうに行くと普通に見られます。電信柱のてっぺんに大きな巣を構えて、近所の畑でえさをついばんでいます。高速道路の街灯のてっぺんに巣を構えるつわものもいます。日本でも昔はいっぱいいたんでしょうね。
さすがに「ダンボ」みたいに赤ちゃんを連れてくるという話はないようですが、ここでもやっぱり幸福の鳥のようです。ミサンガのような紅白のひもを、その年に最初にコウノトリを見たときに木に結ぶというおまじないがあるようで、そこかしこの木にいっぱい結ばれています。結構ブルガリア人って占いやおまじないに弱いのかも・・・・・