一昨日から、初女先生の「おむすびの祈り」を
読み返しています。
前に読んだときは、先生の事をもっと知りたいと、心急く
思いで読んだので、その時読み取れれなかったところを
今、一つ一つ心の中に落としていくように読んでいます。
「おむすびの祈り」には写真もたくさん有り、中でも
私の心を捉えて離さない一枚が、先生の手の写真です。
白黒のこの小さい写真から、先生の深い慈愛が伝わって
来るようです。
この手に包まれて涙を流し、自分自身を取り戻した人は
どんなに沢山いることでしょう。
講演会の後で、初女先生と一人ひとりの方が直に向き合う
時間があります。
先生が一番大切にされている時間だと、私は思っています。
言葉を交わさなくても、ほんの数分手を握って頂くと
それだけで、全てを受け止められたと思えるのです。
そしてみなさん涙しながらも、晴れやかな顔になって帰って
行かれるのです。この出会いの場は、私たちスタッフにとっても
かけがいのない時です。
逗子の講演会に来られた方が、握手をして頂こうと先生の前に
手を出されたら、先生は静かにその方の手を握られ「ゆっくり
ゆっくりね。」と言われたそうです。
実はその方は、ご主人が倒れられ今は介護に追われ、最近ご主人に
もどかしさや苛立ちを感じていたと言うのです。
私はなにも先生にお話ししなかったのに!と驚きと深い感動を私に
伝えて下さいました。
ご主人は、何かあると「初女さんが言ったろ。ゆっくりゆっくりと…」
と言われるそうです。
「おむすびの祈り」の一枚の写真を見ているだけで、心のささくれが
取れていくようです。
先生の握手は、握手ではなく深い祈りそのものなのですね。
読み返しています。
前に読んだときは、先生の事をもっと知りたいと、心急く
思いで読んだので、その時読み取れれなかったところを
今、一つ一つ心の中に落としていくように読んでいます。
「おむすびの祈り」には写真もたくさん有り、中でも
私の心を捉えて離さない一枚が、先生の手の写真です。
白黒のこの小さい写真から、先生の深い慈愛が伝わって
来るようです。
この手に包まれて涙を流し、自分自身を取り戻した人は
どんなに沢山いることでしょう。
講演会の後で、初女先生と一人ひとりの方が直に向き合う
時間があります。
先生が一番大切にされている時間だと、私は思っています。
言葉を交わさなくても、ほんの数分手を握って頂くと
それだけで、全てを受け止められたと思えるのです。
そしてみなさん涙しながらも、晴れやかな顔になって帰って
行かれるのです。この出会いの場は、私たちスタッフにとっても
かけがいのない時です。
逗子の講演会に来られた方が、握手をして頂こうと先生の前に
手を出されたら、先生は静かにその方の手を握られ「ゆっくり
ゆっくりね。」と言われたそうです。
実はその方は、ご主人が倒れられ今は介護に追われ、最近ご主人に
もどかしさや苛立ちを感じていたと言うのです。
私はなにも先生にお話ししなかったのに!と驚きと深い感動を私に
伝えて下さいました。
ご主人は、何かあると「初女さんが言ったろ。ゆっくりゆっくりと…」
と言われるそうです。
「おむすびの祈り」の一枚の写真を見ているだけで、心のささくれが
取れていくようです。
先生の握手は、握手ではなく深い祈りそのものなのですね。