テレビをみていたら、2つ星レストランで値段を知らない
俳優西田敏行が頼んだ目玉焼きが、なんと12000円
でした。頼んだ西田さんも気の毒になるくらい
驚いていましたが、そのレストランで今まで数人の人が
注文しているそうです。
目玉焼きが12000円。美味しい不味いの前に、何かが
間違っているという思いにかられ、なんだか寂しい気持ちに
なりました。
初女先生は、「食はいのち」と言われます。
私たちは、食べなければ生きていけないので、「食はいのち」は
当たり前と思われるかもしれませんが、初女先生の作られる
お料理に出会うと、その言葉がどんなに深いかが分かります。
私の大好きな先生のかぶのお漬物は、みごとに美しい赤です。
たとえ、畑から取り立てのかぶであっても、こんな鮮やかな色
ではありません。
それが、塩と酢の息がぴったりと合うと、まったく別の赤かぶ
になったような見事な赤になるのです。
赤かぶの喜びがその色になったかのように!
先生のお料理は、にんじんも菜っ葉もお魚もお豆も梅干しも
みんな喜んでいるような美しさを放って、ここが我が場所と
言うように器に盛られているのです。
そして、それを頂くと体も心も嬉しく元気になるのです。
食はいのちとは、そういうことだと、私は思っています。
12000円の目玉焼きの卵は喜んでいるでしょうか…
こういう番組がうけることに、危うさと淋しさを感じました。
食材が喜ぶ食事がいのち支え育ててくれるのですね。
ありがとう!が響きあうイスキアのちゃぶだいを思い出しました。
俳優西田敏行が頼んだ目玉焼きが、なんと12000円
でした。頼んだ西田さんも気の毒になるくらい
驚いていましたが、そのレストランで今まで数人の人が
注文しているそうです。
目玉焼きが12000円。美味しい不味いの前に、何かが
間違っているという思いにかられ、なんだか寂しい気持ちに
なりました。
初女先生は、「食はいのち」と言われます。
私たちは、食べなければ生きていけないので、「食はいのち」は
当たり前と思われるかもしれませんが、初女先生の作られる
お料理に出会うと、その言葉がどんなに深いかが分かります。
私の大好きな先生のかぶのお漬物は、みごとに美しい赤です。
たとえ、畑から取り立てのかぶであっても、こんな鮮やかな色
ではありません。
それが、塩と酢の息がぴったりと合うと、まったく別の赤かぶ
になったような見事な赤になるのです。
赤かぶの喜びがその色になったかのように!
先生のお料理は、にんじんも菜っ葉もお魚もお豆も梅干しも
みんな喜んでいるような美しさを放って、ここが我が場所と
言うように器に盛られているのです。
そして、それを頂くと体も心も嬉しく元気になるのです。
食はいのちとは、そういうことだと、私は思っています。
12000円の目玉焼きの卵は喜んでいるでしょうか…
こういう番組がうけることに、危うさと淋しさを感じました。
食材が喜ぶ食事がいのち支え育ててくれるのですね。
ありがとう!が響きあうイスキアのちゃぶだいを思い出しました。