~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

風を感じるとき

2016-05-14 17:11:33 | 日記

今日も、心地よい風が吹いています。

私は、風が好き

なぜなら、目には見えない世界を感じるからです。

息子を亡くしてから、目には見えない世界を求める

ようになりました。

風は見えません。

けれども、確かに吹いているのです。

吹く風に身を任せるように、草花も木の葉も

揺れています。

見えない風を、私は体中で感じています。

息子も、私の目には見えないけれど、吹く風のように

確かに居るはず…

私たちの見える世界なんて、ほんの一部しか

ないはず、大きすぎても小さすぎても

見えないでしょ

風の中にいると、どこかに息子がいるような

気がするのです。

思えば、あの子は風が好きだった…

強い風が吹くと、「風のシャワーだ!」と言って

飛ばされそうになりながら、風の中で笑ってた

心地よい風が吹くと、イスキアに吹く風を

思い出します。

梅の季節になると、その風景の中に

真っ赤な梅干と初女先生がいました。

あ~イスキアの風に吹かれ、初女先生を

感じたい…

見えないけれど、確かにいる

初女先生も息子も…

吹く風が、そのことを教えてくれている

見えない世界の豊かさを…

コメント (2)
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