~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

初女先生の凄さ

2017-01-03 17:41:38 | 日記

友人から届いた、新年のあいさつメールに

「初女先生の凄さがじわじわ。何より人を変えようと

しないのが凄い」とありました。

そうなんです。

じっと話しを聴いてくださるけれど、何もおっしゃらないの

です。

私は、本当に自分で動きだせるようになるまで5年

かかりましたが、何も言わずに待っていて下さいました。

先生は、こたえはその人の中にあると言われて

いました。

そして、一人ひとりの中にある内なる神を信じて

下さっていたのだと思います。

「自分を信じて」と言われますが、それは内なる神の

事だと思います。

内なる神とは何か…

私はまだぼんやりとしか、わかりませんが

初女先生の『心の奥にはことばを

超えたいのちの筋があります』と言われている

いのちの筋が内なる神と繋がっている気が

するのです。

日野原先生の本を読んだ時のものでしょうか

『人のなかには神様がいる…

それはいつも自分ではなく他者が見いだしてくれる』

という言葉がノートに書き留めてありました。

私たちは、きっと内なる神と出会っているのですね。

初女先生の人を変えない凄さは、

人を信じる凄さでもあるのですね。

 

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初女さんの花豆とマザーテレサ

2017-01-02 23:45:14 | 日記

私が初めて初女先生のご自宅を訪ねた時、確か10時位

だったと思いますが、朝ごはんを食べてないでしょうと

用意して下さっていました。

前日、講演会から遅くに帰って来たとのことでしたが

出されたお料理の中に花豆があり、驚きました。

豆料理は下準備をしないと出来ないからです。

夜遅く、先生が一人で豆を煮て下さっている姿が

目に浮かび、それだけで胸が一杯になりました。

そして、その花豆の美味しさに涙が溢れました。

それから、私は心を込めるお料理の1番が、

お豆さんになり

我が家のお正月は黒豆でなく、花豆になりました。

いつも自分なりのやり方で煮ていたのですが、先生の

本に「花豆の含め煮」があるのに気づき、読んでみると

なんと3日かけて作られていました。

2日ならわかりますが、3日もです…

本には『豆はとても体にいいのですが、もどすのが

面倒と思われてしまって、若い人たちがなかなか

作らなくなっています。

私は「めんどうくさい」と言う言葉が嫌いですが、

そこから一歩踏み出す為にも、一度、豆をゆでて

みてください。』と書いてありました。

初女先生は心を掛けるとは、自分の時間を

差し出すことだと言われていました。

初めて会う私に、休む時間を削って花豆を煮て

下さった先生のお心が、14年経った今でも

私を支えてくれています。

マザーテレサは「私たちは偉大な事はできません。

しかし、小さなことに大きな愛を込めることは

できるのです。」と言われています。

初女先生の花豆に、私はマザーのこの言葉を

見た気がしました。

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今を生きる

2017-01-01 18:05:24 | 日記

新しい年を迎えました。

どんな年になるだろうと思っていたら、元旦から母が

入院したと言う知らせが飛び込んで来ました。

大事には至らないようで、ほっとしましたが、やっぱり

今この時しかない、1分先も1分後もないって実感しました。

初女先生は、「今、ここ 今より確かな事はない」と言って

ました。先を考えるから不安になるのよと…

私たちは、今という瞬間瞬間を生きてるんですね。

渡辺和子さんは「時間の使い方は、そのままいのちの

使い方になる」と書いていました。

そんなふうに思って生きたことがなかったな~

元旦の突然の母の入院で、「今この時」を感じることが

出来ました。

初女先生の「今を生きる」という言葉が、私の中に

木霊しています。

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