熟年男の歳時記

趣味のバイク、料理、DIYや旅行記を中心に日々の暮らしと感じた事など気ままに綴って行きます。

「修復歴有り」の中古車は買って大丈夫?

2012-05-20 22:00:52 | ユーザー車検・メンテナンス
来月から長野県内のクラインガルテンと千葉県の自宅との往復が始まるが、自宅からクラインガルテンまで往復500キロ以上ある。
今所有している燃費の悪い、それもハイオク仕様車で往復するとなると、滞在中の走行も考えると一度の往復・滞在に伴う燃料代が馬鹿にならない。これでは、気軽に行ったり、来たりも出来ない。

そこで程度の良い中古のハイブリッド車でも購入しようとネット検索中だが、調べていると中には相場より2割ほど安い車があって、ついつい飛びつきたくなる。ただ、良くみると殆どが「修復暦有り」と注記がある。

車本体には、価格プレートの項目に小さな文字で、修復歴有無の項目がある。良く見ないと見落としてしまう。


どんな車も数年乗っていれば、1,2回くらいの修理は当たり前と思っていたが、この「修復暦」に定義があることを初めて知った。

それは、車の基本骨格(フレーム)部分を交換、または修復した場合、「修復暦」として告知するというもの。
バンパーやドアをぶつけて修理したり、エンジン部品を交換したといった修理は「修復暦」に該当しない。
要するに結構大きな事故で損傷した”事故車”ということになる。

該当する基本骨格部位

(1) フレーム (サイドメンバー)
(2) クロスメンバー
(3) インサイドパネル
(4) ピラー
(5) ダッシュパネル (6) ルーフパネル
(7) フロア
(8) トランクフロア
(9) ラジエータコアサポート

基本骨格部分に関わる修復なだけに損傷部位と程度によっては最悪、車体強度やバランスが狂っていたりして、車の走行性能そのものに悪影響が出かねないために、事前に告知しておこうと業界で統一基準が作られたようだ。

買う方からすれば安心ともいえるが、修復内容と車体への影響など分からずに購入し、後になって調子が悪いと販売店に掛け合っても、原因が修復したことによる場合、事前に告知している以上、保証の対象外と逃げられる恐れも無くはない。

中古車販売業者の中には、修復歴のある車を専門に取り扱っている店もある。ちゃんと告知しているから良心的と言えなくもないが、果たして問題発覚後の対応はどうなのだろう。

異常が無いとしても、修復歴車の査定価格は間違いなく下る。安く買った額だけ査定額が下るならいいが、それ以上査定額が下ると損することになる。
少なくとも、自分としてはやはりいくら安いからといっても、修復歴車は避けた方が無難だと考えている。
購入前に試乗のうえ確認できればいいが、殆どの場合車検切れで試乗は叶わない。それに、ちょっと試乗したくらいでは分からない可能性が高い。簡単に分かるくらいなら、余程の悪徳業者で無い限り、店頭には並べないだろう。
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僅かだがこれも税金の無駄遣い

2012-05-19 16:56:22 | 日常の出来事・雑感
行政には様々な無駄があって挙げ出すときりが無いが、最近身近にあった税金の無駄遣い、というか節約できるのではと思える出来事について。

わが家では大型バイクと原付2輪、2台の軽自動車を自分名義で所有している。
この時期になると、軽自動車に掛かる自動車税の納付書が市から郵送されてくる。

そしてある日、市から同時に2通の封書が届いた。
開封すると、一つには大型バイクの軽自動車税納付書と自動車税に関するしおりが、二つ目は原付2輪の軽自動車税納付書と自動車税に関するしおり(大型と同じ物)が入っていた。


同じ宛先人に対して、納付書が異なるだけでわざわざ2つの封筒に同じ内容のしおりを同封し、別々に郵便代をかけて送付してくるとは、事務経費削減の工夫が足りなさ過ぎではないだろうか。ご他聞に漏れず市の財政は赤字である。

一つの封筒にまとめれば、切手・封筒・しおり代と合わせて100円ほど余計な税金をかけずに済んだ筈である。一件だけ考えると僅かだが、これが全国の自治体で同じようなことが行われているとすれば、相当な額になるだろう。

宛先人ごとに納付書をまとめることは今の技術を持ってすれば簡単に出来そうなものだが。
早速、意見として市に改善を申し入れた。果たしてどのような回答が帰ってくることやら。

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フレンチレストラン 「キュイジーヌ ミッシェル・トロワグロ」

2012-05-18 16:57:37 | 日常の出来事・雑感
新宿西口のハイアット・リージェンシーの一階にあるフレンチレストラン 「キュイジーヌ ミッシェル・トロワグロ」でランチを頂いて来た。
フランスにあるミシュランの三つ星レストラン「メゾン・トロワグロ」の有名オーナーシェフ、「ミッシェル・トロワグロ」氏のプロデュースにより、小田急がオープンしたフレンチレストランで、ミシュラン日本版でも紹介されている。
姉妹店として、小田急百貨店新宿店に「カフェ・トロワグロ」がある。
(某インタビュー記事より)


有名レストランにしては、店内に気取った印象はなく、敷居の高さを感じさせない雰囲気だった。
 

昼間ということもあったが、店内はどのテーブルも明るい。4,5人なら一番奥の丸テーブルが落ち着いてお勧め。
(HPより)


柱には何種類ものスパイスを使ったデコレーションが施されていた。


この日注文したのは、「POUR LA PREMIERE FOIS...、始まりの一歩..」というセットメニュー。
意味は良く分からないが、メインが魚と肉の2皿のコースを選択。どちらか一つも選べる。

コースの前菜が出される前に、簡単なつまみとソラマメのコールドスープ。
 

前菜はフレッシュチーズのカネロニ、これをコンディモンでいただく。
色彩豊かな盛り付けは、見ているだけでも飽きない。


最初のメインはイサキのポワレ


次のメインは子牛のロンジュ


デザートは、グリオットチェリーとショコラの半月状にしたもの。


ワインの種類も豊富、食べログでも高い評価を得ているようだ。
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長野県松本市「緑ヶ丘クラインガルテン」に決めました

2012-05-17 20:30:56 | クラインガルテン生活
気軽に田舎暮らしを始めるために、住み家は「買う」から「借りる」に方針を変更。中でも最近人気のクラインガルテンにターゲットを絞り調べたところ、松本市が開発した「緑ヶ丘クラインガルテン」に空き区画があることが分かった。

早速先日のツーリングの帰途立ち寄り見学した結果、ここに決めることにした。
松本市四賀の中心部から3キロほど離れた山の麓に78区画のガルテンが整備されていて、自然に囲まれた静かな環境にある。

難点は、傾斜がややきついことと街の中心部から離れていること。それに土地もさほど広いほうではない。更には、光回線は勿論、NTTの電話回線も来ていないためネットが使えない。それに、自宅から約270キロと遠い。
ただ、自然環境は抜群である。

条件の良いクラインガルテンは抽選倍率が高くなるうえ、来春の募集まで待たなくてはならない。くじ運は悪いほうなので、ここに決めることにした。

年間利用料は36万円、初年度は交流会への入会金10万円がプラスされる。水道・光熱費は別途である。 
1年ごと更新で原則5年まで延長できる。希望すれば、その時の状況次第では更なる延長も可能なようだ。そこまで続けられれば申し分ないが。

まずは最初の1年はお試し期間と考え、野菜作りを学びながら、山歩きやツーリングなどアウトドアの拠点として活用したいと考えている。

一番高台にある交流センターからの眺め、傾斜地であることがお分かりいただけるだろう。
足腰を鍛えるには格好の立地条件と前向きに考えよう。


敷地の広さは区画によってばらつきがある。建物はどの区画も同じで約30平米、LDK+ロフトと広くはないが、夫婦二人でたまに利用するには十分だろう。


家庭菜園のみならず、皆さん庭も綺麗にしている。


この日農作業に汗を流しておられた方は皆さん60代といったところ。日焼けをしていて元気そうにガルテン生活を満喫されていた。
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奥裾花自然園の水芭蕉と北アルプス絶景ツーリング その2

2012-05-16 08:10:51 | ツーリング・バイク全般
奥裾花自然園を後にして、冠雪した北アルプスの絶景を眺めるため鬼無里街道で白馬方面を目指す。
路面状況は所どころ荒れているものの概ね良好、自然園から40分ほどで白沢洞門に到着。


洞門を抜け出口が近づくと見えてきました、心待ちにしていた冠雪の北アルプスの絶景が。


眼前に広がる壮大な景色に圧倒され、早朝から長距離を走ってきた疲れが吹き飛ぶ。何度見ても飽きない。
  

左から鹿島槍ヶ岳、五竜岳


五竜岳 2814m の山頂付近には「武田菱の雪形」がはっきりと見える。今の時期しか見ることが出来ない雪形だ。


鹿島槍ヶ岳 2889m
3000mにはやや届かないが、どっしりした山の形は威風堂々としている。


白馬方面に少し下ると、こんどは鑓ヶ岳、杓子岳、白馬岳が目に飛び込んでくる。
新緑と雪の白さのコントラストが綺麗で、この時期ならではの素晴らしい眺めだ。


鬼無里街道を走り終え、白馬村に入る手前に大出の吊橋がある。
北アルプスを背景に吊橋、川、農家が織りなすこのあたりからの眺めは格別で絵になっている。
 

この日も大勢の人がスケッチをしていた。多分、白馬で一番の絶景ポイントではないだろうか。


白馬で北アルプスの絶景を堪能した後は松本市四賀のクライガルテンを見学して帰宅の途についた。
日帰りツーリングとしては約700キロと少々ハードだったが、今の時期しか見ることのできない水芭蕉と冠雪した北アルプスの山並みを同時に堪能でき、充実した1日だった。
それにしても、長野県は自然が豊かで空気も澄んでいてリタイヤ組の移住希望先として一番の人気県であることがうなづける。
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