熟年男の歳時記

趣味のバイク、料理、DIYや旅行記を中心に日々の暮らしと感じた事など気ままに綴って行きます。

漢字が出てこない

2013-01-25 21:05:09 | 日常の出来事・雑感
未だワープロすら普及していなかった時代、30年以上前になるだろうか、社内報告書は勿論、あらゆる書類は手書きだった。
それに、コピー機が使えない時などは、カーボン紙を間に入れて複製を作成したものだ。
若い人には想像がつかないだろうが、あらゆる文章は手書きするしかなかった。

その後、ワープロ専用機が登場し、次いでワープロソフトを搭載したパソコンが普及し、今となっては自筆で文書を書く機会はめっきり少なくなってしまった。
特に家庭生活の中では手書きで文章を書く事は皆無に近い。元々文章は苦手なので手紙を書く事もしない。
その結果、時折自筆で文章を書こうとすると困ったことに漢字を思い出せない。画数の多い漢字ほど顕著。
仕方なく平仮名を使うしかないが、良い歳をして人前で漢字が書けない時など、実に恥ずかしいものである。

パソコンや携帯の変換機能は大変便利だが、その便利さに頼ってばかりいると、益々漢字を忘れてしまう。
そう言えば、最近のスマホは音声認識機能が付いていて、かなり正確に音声入力できるらしいので、スマホを使い出すと更に思い出せなくなりそうだ。

この状態ではいけないと思い、早速漢字検定試験のテキストを買って来た。
2級用で、程度は小学校から高校で学ぶ常用漢字とあるが、ページをめくってみると読めても書けない漢字が実に多いことに愕然とした。かなり重症のようだ。
取り敢えず、毎日2ページを日課に学習開始。後は三日坊主で終わらないよう頑張るのみである。
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東京の地価は未だ異常

2013-01-24 21:12:52 | 日常の出来事・雑感
ある事から最近東京都内の住宅地価をチェックすることになった。
対象地域は、23区内の西側、例えば世田谷区、中野区など都内でも人気の地域だが、それにしても目の玉が飛び出るような地価には唖然とする。概ね坪単価は平均200~250万、高いところでは300万と言ったところ。

それも、陽当りの良い南道路や角地と好条件なら未だしも、北道路で裏は密集していたり、土地の形状が細長だったりと、なかなか条件の良い物件は少ない。
それでもこれ程の高値で売買されると言うことは、根強い人気の表れである。

ただ、いくら人気があっても、余り高いと売れない。そこで業者が一括買い上げ、切り売りされることになる。遺産相続を機に相続税支払いのため売り出される物件が多いようだ。

例えば50坪の土地があるとすると、1億を超えてしまう。流石に土地だけに1億出せる人は限られる。そこで2分割、3分割して17~25坪。これなら幾分買い安くなる。それでも建物を足せば6~8千万円だから、普通ではない。
バブルが崩壊して20年、これでも地価は下がったのだろうが、未だまだ都内の地価は高い。
狭い国土に1億を超える人が住んでいる以上、ある程度地価が高いのは致し方ないが、こと東京に関しては一極集中によるところが大きい。

一方、地価とは関係ないが、リスク分散の観点から以前、首都機能の地方への移転が話題になったが、このところ全く聞かれなくなった。
大地震が発生してからでは手遅れ。建設国債で無駄な道路を作ることを止めて、首都機能の移転にでも金を使って欲しいものだ。

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ペットの高度医療

2013-01-23 17:39:05 | 日常の出来事・雑感
先日新聞で動物医療が人間並みになってきたとの記事があった。
川崎のある動物病院は、MRI、CT、PETに加え、24時間態勢の集中治療室を備え、診療科目も脳神経科、腫瘍科など人間の総合病院並みに充実していて、がん治療は勿論、カテーテル手術など高度な治療が行われているそうだ。
全国的に見るとこれほどの設備を備えた動物病院は未だ少ないらしく、遠方からやって来る飼い主も多いらしい。

ペットは家族の一員と言う飼い主が増えていることの表れで、日本のペット事情も随分変わって来たものである。
かく言う我が家も、以前飼っていたゴールデンが7歳前後でガンを発症し、余命1,2ヶ月の宣告を受けたが、抗がん剤治療の結果、1年半ほど生存することができた。
人間で言えば余命1年のところを7,8年生存できたことになるので、抗がん剤投与をして良かったと思っている。

ただ、費用的には30万円ほどと大型犬にしては比較的少なく済んだが、もっと費用がかさむようなケースでは、どこまで治療を続けるべきか、飼い主としては悩ましい判断を迫られる。
手術すれば完治する病であっても、難しい手術ともなれば結構な金額になるだろう。
動物の医療技術の進歩は、歓迎すべきことではあるが、それが延命治療に繋がるようだと考えものだ。

どこまで医療を受けさせるか、飼い主の考え方次第だが、医療技術の進歩も自然の摂理に背かない程度が一番良いように思える。
動物に限らず、人にも言える事かもしれないが。
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草津温泉旅行記

2013-01-22 19:45:14 | 国内旅行
草津温泉を訪れると、何はともあれ「湯畑」見物。湯の花採取や湯温調節のための施設で、草津温泉のシンボル。ロータリー状の周囲は岡本太郎氏がデザインしたものとか。
草津温泉全体の湧出量は全国一で毎分約3.2万リットル、その内「湯畑」は約4000リットルの湧出量だそうだ。





湯畑と並ぶ草津温泉の名物は、「熱の湯」で開催される湯もみショー。



湧き出す源泉の温度は約60度、これを47度近くまで冷ます目的で湯もみが行われていたそうだ。
客も参加しての湯もみショーの後は、踊りと草津民謡(?)が披露される。時間にして約20分ほどで入場料500円也。これだけの内容にしてはちょっと高いような気も。

因みに、熱の湯は、再開発の一環として2015年にレトロな建物にリニューアルされるそうだ。
完成予想図がこれ。


熱の湯の次に訪れた場所は、「西の河原公園」
ここも源泉の一つで、今回宿泊した草津ホテルもこの源泉が使われていた。


最後に訪れた場所は、「片岡鶴太郎美術館」
草津ホテルの先代社長が同氏のファンであることから、1998年に草津ホテルの隣接施設として開館されたもの。


俳優活動の傍ら作品作りに励む姿は以前テレビで紹介されていたが、直に作品を見るのは初めて。
繊細なタッチで描かれた花の絵があるかと思えば、生き生きとしたタッチで描かれた生き物など題材は様々で、独創的な作品はどれも素晴らしく、とても芸能人が描いたものとは思えない。

土産物コーナーでは作品をプリントした絵葉書や小物が販売されている。
 



草津温泉では熱の湯の他に、湯畑周辺の再開発計画が進行していて、2014年度までに共同湯として「御座之湯」が、イベント広場として「湯路広場」なる施設が完成するそうだ。

<御座之湯>


<湯路広場>


土産は勿論、温泉まんじゅう。
松むらとちちやが有名なようだが、今回は草津ホテルでお茶菓子として出された松むらを買ってみた。
しっとりしたあんが特徴のようだ。


宿の廃業が相次ぐ何処かの寂れた温泉街と違って、草津温泉は活気に満ちているように感じた。また訪れたい温泉である。


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JAFに入会することに

2013-01-21 18:44:13 | 日常の出来事・雑感
20代から車に乗り始めて30年以上経つが、この間一度だけ旅先でバッテリー上がりを起こし、やむなくJAFの世話になったことがあるが、基本的には日頃からメンテナンスを行い、ライトの消し忘れなど注意を怠らない限り、JAFの世話になるようなトラブルに見舞われることは無いとの考えからJAFには入会していない。
ところが、今回草津温泉での体験からJAFに入会することにした。

と言うのも、スタッドレスタイヤを装着して出かけたが、草津温泉に到着しナビに誘導されるまま進んで行くと、そこは除雪されていない細い下り坂。
下りだからと気にすることなく進んだところ、前方には動けなくなった一台の車が道を塞いでいる。
そこで来た道を戻ろうとするも、今度は上りになるため滑ってこちらも動けず。結局近くにいた人に押して貰い、難を逃れた。

以前、冬の北海道内を、今は禁止されているスパイクタイヤで難なく走っていた記憶があるため、スタッドレスのグリップ力に不安を感じることとなった。 温泉街だから良かったものの、車の少ない峠道だったら大変だった。

これからスノーシューイングを計画していることに加え、車も大分年季が入って来た。
そこで、万一の事態を想定してJAFへの入会を決めたと言う次第である。

将来4WDへの買い替えも有りうるので、取り敢えずは1年会員を申し込んだ。入会金2000円に年会費4000円、合計6000円也。 保険代と思えば安いものだ。
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