熟年男の歳時記

趣味のバイク、料理、DIYや旅行記を中心に日々の暮らしと感じた事など気ままに綴って行きます。

草津温泉「草津ホテル」に泊まる

2013-01-20 22:14:16 | 国内旅行
昨日から一泊で草津温泉に行って来た。
宿は温泉街の一角、やや高台に位置する「草津ホテル」
大正二年に洋館のホテルとして創業した老舗宿で、今も「ホテル」と名が付いているものの、60年ほど前に純和風に改築され、建物の外観、内部、食事など全て和風スタイル。


受付前の整然とした空間




先代社長が片岡鶴太郎氏のファンとかで収集した作品の一部が廊下に展示されている。
因みに近くには同氏の多くの作品を展示している美術館があって、宿泊客は半額で入場できる。
  
 
無料でコーヒーを飲めるラウンジがあり、新聞や書籍が置かれている。持て余した時間を潰すには有難い。


温泉は勿論、源泉掛け流し。
琥珀の湯と少し狭い賽泉の湯の二つがあって、時間制で男女入れ替わる。
お湯は近くにある西の河原から引かれていて、泉質はpH2.2と強酸性、成分は酸性アルミニウム・硫酸塩・塩化物温泉で無色、匂いも殆どない。
琥珀の湯の露天では雪見露天風呂を満喫した。


入浴後の休憩スペース、広い空間が確保されている。


食事は多すぎず、少なすぎず、丁度良い量で、質も良く一品一品手の込んだ料理だった。
こちらは夕食、写真には無いがこれに赤城牛のローストビーフが付く。


朝食にも関わらず品数が豊富。特に卵焼きが美味しくできていた。


この宿で一番気に入った点は、何と言ってもスタッフの気遣いとサービス精神。
玄関扉の開け閉めから手荷物の搬送、食事出しなど実に徹底されているのには感心した。
ネット上のクチコミ評価点数が高いのもうなづける。料金も草津温泉の中心部に位置する老舗宿としては良心的な設定で、満足の行く宿だった。特に平日は低めに設定されているので、平日に連泊すると更にお得。
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水沢うどん「元祖田丸屋」

2013-01-19 18:24:49 | 国内旅行
今日は息子夫婦と草津温泉一泊旅行の日だが、千葉から草津までこの時期特に立ち寄る場所も無いので、関越道渋川伊香保ICを降りて、のんびりとお昼に水沢うどんをいただくことに。

水沢うどんは、稲庭、讃岐と並ぶ日本三大うどんの一つで、一本の通り沿いに何軒ものうどん屋が軒を連ねている。
中でも有名な店は、田丸屋、大澤屋、万葉亭あたり。

今回は中でも老舗中の老舗、「元祖田丸屋」を訪ねることにした。なんでも創業は天正十年というから400年以上の歴史を誇る。


やや古さを感じさせる建物の概観とはうって変わって、内部は贅沢な造りになっている。

入って直ぐの通路部分。箱庭風にアレンジされている。


一見ついたてかに見誤りそうな下駄箱。


会計横に設けられている休憩場所。うどん店というより高級和食処といった風情。


注文した品は「三薬御膳の2色汁」@1680円也。


うどんと天ぷらに山菜の小鉢がセットになっていて、醤油だれと胡麻だれ、2種類のつゆが付く。
うどんは、つやがあって、こしもありさっぱりしたのど越し。普段口にするうどんとは別物で実に旨かった。
醤油だれは、北海道の天然利尻昆布の出し汁が使われているとかで、風味豊か。一方、胡麻だれはしつこくなく、さっぱりした味だった。

食事の後は、水沢観世音で少々遅めの初詣を済ませ草津温泉に向かった。




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今日は眼科の定期検診

2013-01-18 21:18:37 | 腰痛・健康
今日は半年毎に受診している眼の定期検診の日。
元々近視が強く、8,9年くらい前に急に視力が低下したことをきっかけに、御茶ノ水にある東京医科歯科大附属病院の強度近視外来で定期検診を受けるようになった。

検査項目は、視力検査、視野検査、眼圧測定、眼底写真とほぼ全ての検査を行い、最後に医師による診断と3時間ほど掛かるが、目の病気はなかなか自覚症状が出ないうえ、症状が出た時には手遅れになるケースが多いので、定期的に検診を受けるに越したことはない。
特に、緑内障や加齢黄斑変性など、発見が遅れると最悪失明してしまう怖い病気である。
人間が生活して行くうえで必要な情報の80%は目からと言われている。

今日の検診結果は、特に異常無しと言うことで一安心。
ただ、これも年齢相応と言うことであって、歳と共に夜間の視力や動体視力は間違いなく低下しており、運転だけは気を付けなくてと肝に銘じている。

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今年から「復興特別所得税」

2013-01-17 19:52:00 | 日常の出来事・雑感
企業年金基金から源泉徴収票と一緒に「年金と税金」と題するパンフレットが送られてきた。
中を読み進んでいくと、平成25年から平成49年までの間「復興特別所得税」として従来の所得税額の2.1%が源泉徴収されるとある。
東日本大震災の復興財源を確保するために一昨年12月に決まったらしいが、すっかり忘れていた。

所得税額の2.1%と低率なので気になる程の額ではないが、25年間とは余りに長い。それに2.1%と言うことは、国の所得税収は14兆円前後なので約3000億円にしかならない。
そんな悠長なことで良いのだろうかという気がして来る。

国の金利負担を考えると、いっそのこと、税率を2,3倍にして、その分、徴収期間を短くした方が良いように思える。
因みに住民税にも復興特別税が加算され、平成26年度から平成35年度までの10年間、毎年1000円が徴収される。

一方で、どちらも僅かには違いないが、社会保険料など他にも負担増が待ち構えている。自賠責保険料も大幅に引き上げられるようだ。
そうなると、チリも積もれば何とかやらでじわじわと生活に効いてくるのかもしれない。そこを考慮しての2.1%-25年ということなのだろうか。



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日本の財政破綻~背筋が凍りつきそうな見方も

2013-01-16 08:57:07 | 気になるニュース
ノーベル賞を受賞したアメリカの経済学者が、アベノミクスは素晴らしい施策と評する一方で、こんな厳しい見方も。 Yahoo配信ニュースから抜粋、背筋が凍りつくような内容です。

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安倍財政で日本は年内にも破綻、「ガラガラポン」早まる-藤巻氏

  1月15日(ブルームバーグ):著名投資家ジョージ・ソロス氏の投資アドバイザーを務めた経歴を持つフジマキ・ジャパン代表取締役の藤巻健史氏は、安倍晋三政権の財政拡張政策により、年内にも日本の財政が破綻する可能性があるとの見方を示した。

・藤巻氏は11日、ブルームバーグ・ニュースとのインタビューで、「安倍首相が円安政策の重要性に気付いたことは正しく評価できる。一方、公的債務残高が膨らむ中で大型の財政出動はとんでもない。長期金利が上昇する可能性があり、非常に危険なばくち」と述べた。

・また、「10数年前にアベノミクスをやっていれば、日本経済は回復しただろう。しかし、累積債務残高が1000兆円程度までたまった中で、財政支出拡大と円安政策を進めれば、調整が早まる」と説明。「今年中にガラガラポンとなる可能性もある」とし、日本経済が崩壊し、振り出しに戻る時期が早まるとの見方を示した。

・長期金利は昨年12月6日に0.685%と9年半ぶりの低水準を付けたが、その後は安倍氏が大胆な金融政策や財政拡大策を打ち出すに伴い、財政悪化懸念から超長期ゾーン中心に金利が上昇。今月7日には0.84%と4カ月半ぶりの高水準を記録。足元では低下し、15日は0.77%に下げた。

・株価が上昇して景況感が改善しているとしながらも、「景気が回復しても、金利が上昇すれば、税収増加よりも金利支払い増加の方が大きくなり、日本の財政はもたない」と述べた。

・藤巻氏は、昨年6月のインタビューで、日本の財政は5年以内に破綻する可能性があると予想しており、今回はそれが早まると述べた。また、米ドル、豪ドル、カナダ・ドル、英ポンド、スイス・フランなど先進国通貨建ての資産への分散投資も推奨していた。ブルームバーグ・データによると、資金を円で調達し、こうした通貨へ投資していた場合、昨年6月15日から今年1月14日までに平均で年率32%のリターン(収益率)となる。

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以上、抜粋はここまで。

圧倒的多数で誕生した政権の施策に表立った批判をしにくいのか、国内ではアベノミクスに対する厳しい声は聞かれないが、海外の投資家や金融関係者の見方は大変厳しいものが目立つ。
年内にも破綻の可能性有りとする見方は、いささか突拍子もないように感じるが、これだけは誰にも予測できない。
果たして今年の暮れはどうなっていることやら、不安と期待の一年になりそうだ。
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