what's?? のなんちゃってアスリート日記

陸上競技と筋トレを中心に、日々の生活について書いています。100mで11秒5が当面の目標です。

10000アクセス到達

2006-12-12 22:55:29 | トレーニング
今日はジムでトレーニングの日でした。
メニューは
 ・準備体操&ランニング
 ・レッグカール 10回×4
 ・ハイプーリー 10回×4
 ・背筋 10回×3
 ・ベンチプレス 10回×4
 ・レッグプレス 10回×3
 ・ヒップアブダクション&アダクション
 ・スプリントトレーニングマシン
でした。

昨日、めでたく10000アクセスを突破しました!
皆さんにはいつも見ていただき、ありがとうございます。
今年の3月に始めて2日に1回くらいのペースで書いていますが、結構な量になってきました。
自分が思ったことを書き留めておくのって大事ですね。
今読み返してもなかなか面白いものです。
これからも出来る限り続けていきたいですね。
それでは。

「流れ」とは?

2006-12-10 22:01:33 | 陸上競技
今日は午前中ショット練、午後は陸上競技場で走りこみ、でした。
競技場では、ウォーミングアップと流しが終わって200mを一本走ったところで雨が降ってきました。
今日はもうダメかなと思いつつ雨宿りをしていると小降りになってきたので再開したんですが…
体が思うように動いてくれません。
たいして走っていないので、疲労があるわけではないんですが…
中断したことで「流れ」が悪くなったのではないかと考えています。
ジョギングをして、準備体操をして、基本動作を確認して、流しをやって本練習へ、
というのがいつもの「流れ」なんですが、これが中断によって崩れてしまったんですね。
こういうときはどうするべきか?
少しずつ体を動かしながら取り戻すしかないんですかね。
今日はあまり時間がなかったのでそのままやってしまいましたが、
なんとなく不完全燃焼で終わってしまった感じです。
ストップウォッチの機能が充実した新しい腕時計を買ってやる気まんまんだったんですけどねぇ。

では「流れ」とは何なんでしょうか?
確かに何かをやろうとするとき、普段やり慣れている動作や手順を踏むと安心感が持てますよね。
これが精神的なものなのか、身体的なものなのかはよくわかりません。
両者は密接に関連しているのでどちらとは言えないのかも知れません。
とにかく自分に合った「流れ」を見つけ出せれば(或いは工夫して作り出せれば)
どんなときでも自分の力を発揮できるであろうことは確かです。
これは以前書いたリズムの話とも関連が深い(というかそのもの?)と思われます。
今日はあらためてそれを実感できました。
試合等のプレッシャーがかかる場面でいつも通りの力を出そうとなると、
ますます「流れ」が重要になってくるのでしょうね。
わかってはいるんですが、技術練習に比べるとおろそかにしてしまいがちな面なので、
しっかり身につけていかないといけませんね。
それでは。

新渡戸稲造(2)-太平洋の懸橋

2006-12-09 19:35:43 | 歴史・文学・思想

先日に引き続き、新渡戸稲造先生の話を少し紹介します。
旧五千円札の肖像画や、「武士道」を書いたことで有名ですが、
その経歴はあまり知られていないのではないでしょうか?

新渡戸先生は1862年に盛岡で誕生。
東京外国語学校を経て、出来たばかりの札幌農学校に進学しました。
このとき、同期の内村鑑三らと共にキリスト教の洗礼を受けます。
札幌農学校と言えば「少年よ大志を抱け」のクラーク博士が有名ですが、
博士は帰国した後だったので直接の関わりはなかったようです。
卒業後、東京帝国大学に入学しますが、その面接の際に
「われ太平洋の懸橋たらん」と述べたそうです。
この若さでそんなに大きな志を持っていたんですね。すげぇ。
その後はアメリカやドイツに留学して農学や経済を学び、
各地を転々としながら日本文化の海外への紹介にも尽力されたそうです。
また、東京女子大学の初代学長に就任し、遅れていた女性教育にも積極的に取り組みました。
そして特筆すべきは国際連盟の事務次長として大活躍されたことでしょう。
任期を終えて辞任する際には、「国際連盟の輝く星」と賞賛されたそうです。
しかし時代は帝国主義が進み、平和主義の新渡戸先生の言葉は皆に届かなくなっていきます。
行き過ぎる軍国主義を批判する言葉が新聞に載って以来、
軍部や右翼からは反感を買い、危険な目に遭うこともあったそうです。
その後はアメリカとの戦争を回避すべく奔走するのですが、
米国内でも軍部の手先やスパイ扱いを受け、事実上孤立無援となってしまったそうです。
ひどい話ですよね…
そして日本、さらには世界の行く末を案じながら1933年に他界されました。
その後の悲惨な世界情勢はここで書くまでもありません。

これだけの業績を残した新渡戸先生のことが今まであまり語られてこなかったのが不思議です。
知り合いをつかまえてはよく新渡戸先生について力説してしまうんですが、
その気持ちわかりますよね?
お札からも消えてしまい、ますます世に知られなくなっていくのが心配です。
皆さんもぜひ「武士道」や新渡戸先生の伝記を読んでみてください。
ずいぶんと長く書いてしまいましたが、これにて。


新渡戸稲造(1)-「武士道」

2006-12-07 23:03:43 | 歴史・文学・思想

僕の愛読書の一つに、新渡戸稲造の「武士道」があります。
この作品が書かれることになったいきさつはその序文に書いてあります。
新渡戸先生がベルギーの法学者のラヴレー氏を訪ねた際、
「日本では宗教教育なしで、どうやって道徳教育を授けるのですか」との質問を受けたそうです。
その場では答えることができず、いろいろと悩んだ結果、
「武士道」にその答えを見出してこの作品を書いたとのことです。
日本人のルーツを海外に伝えるという目的で書かれたため、原著は英語です。
僕は岩波文庫の日本語訳を読んできましたが、先日ようやく英語版を読み始めました。
”Chivary is a flower no less indigenous to the soil of Japan than its emblem, the cherry blossom.”
「武士道はその表徴たる桜花と同じく、日本の土地に固有の花である。」
この書き出しがとにかく好きですね~。
やはり日本語の方がしっくりくるのは日本人だからでしょうか。

内容は十七章から成りますが、一つ一つの章が短いのでとても読みやすいです。
騎士道やキリスト教といった海外の文化との比較を通じて、
日本独自の文化をわかりやすく伝えています。
特に外国人には理解されにくい、「義理」や「名誉」、
或いは「謙遜」といった概念の説明に内容の多くが割かれています。
なるほど、こういうところに日本人のルーツがあるんだなぁと納得させられる部分が多く、
読んでいて非常に楽しいです。
ここで内容についてあれこれ書くと長くなりそうなので…とにかく読んでみて下さい!
きっと新たな発見があると思います。

新渡戸先生といえばこの「武士道」を書いたことで有名ですが、
先生の功績はあまり世に知られていない気がします。
「太平洋の懸橋たらん」と志し、世界中を飛び回って世界平和に尽力した方なんですけどね。
というわけで、次回は新渡戸先生について書いてみようと思います(初の二本立て?)。
それでは。


握力

2006-12-06 22:43:17 | トレーニング
またも一日遅れの日記。
昨日はジムでトレーニングの日でした。
メニューは
 ・準備体操&ランニング
 ・レッグカール 10回×4
 ・ハイプーリー 10回×4
 ・背筋 10回×3
 ・ベンチプレス 10回×4
 ・懸垂 8回×3
 ・ヒップアブダクション&アダクション
でした。
ジムに置いてあった雑誌に魁皇関のインタビュー記事がありました。
魁皇関と言って真っ先に浮かぶのはその怪力ですよね。
あの右上手投げはまさに神業です。
こういう時はよく握力が話題になりますが、魁皇は90kgくらいだそうです。
高校時代にすでに90kg近くあったとか。化け物だー。
また、現役力士No.1は琴欧洲関で、120~130kgという噂です。
そういえば以前、スポンジをつぶすくらいの感じでリンゴをつぶしていたのを覚えています…
四つ相撲のお相撲さんは廻しをがっちりつかむので、自然と握力は強くなるんですかね~。
一方、押し相撲の人は大胸筋が強く、ベンチプレス等が強いそうです。
魁皇関もベンチプレスでは貴闘力関に全然かなわないと言っていました。
体の大きさからいったら魁皇関の方がずっと大きいわけですが…そういうものなんですね。

ちなみに60kgあればリンゴをつぶせるとのことです。
不可能な数字ではないので、目指してみようかな~とちょっと思ったりして。
それでは。

可哀想なのは時平さんの方?

2006-12-04 22:59:42 | 歴史・文学・思想
先週のNHKの「その時歴史が動いた」はかなり面白かったです。
内容は平安時代初期に政権争いをした菅原道真と藤原時平についてでした。
今まで読んできた歴史の本はほとんどが道真びいきで、
時平は「悪人」として描かれていることが多かったです。
学者上がりの道真が高い地位を得たのをねたんだ時平が讒言をもって道真を失脚させ、
大宰府に左遷したと言うのが通念ですよね。
後に道真は学問の神様として太宰府天満宮に祭られる一方、
時平は極悪人のレッテルを張られてしまうわけです。

しかし先週の番組を見てずいぶんと見方が変わってきました。
それによると道真は、機能しなくなってきた律令制度を改革すべく遣唐使を廃止したり、
独自の制度を取り入れたりしようとして周りからの反感を買ってしまったようです。
それを見かねた時平が政権を奪取し、新たなリーダーとして政治改革に乗り出すのです。
その結果、時平は優れた政治手腕を発揮し、「延喜の治」として高い評価を得たそうです。
また、初の勅撰和歌集である「古今和歌集」の作成を命じたのも時平です。
大鏡にも「やまとだましいのいみじくおはしたる人」とあり、優れた政治家だったことが窺えます。

やはり日本には「判官贔屓」が根強いんですかね。
時平はある意味その被害者なのかも知れませんね。
時平が早死にしたことも、道真の祟りということになっていますが、どうなんでしょうか??
もっと長生きしていれば、後世の評価も変わっていたかもしれませんね。

以前も書いたように、こういう話は大好きです!
物事をいろいろな角度から見ることの大切さを教えてくれますよね。
またこういう話があったら書こうと思います。
それでは。

凩(こがらし)

2006-12-02 20:06:36 | 陸上競技
昨日飲みだったこともあって、午前中は音楽を聴きながらのんびり。
やっぱりゲイリー・ムーアのギターは最高っすよ!
ゆっくり昼寝をして、夕方から陸上競技場へ。

12月に入ってさすがに少し寒くなってきましたが、例年に比べればまだまだですね。
手足が異常に冷たくなってしまうので、冬は本当につらいのです。
このまま暖冬だといいんだけどなぁ…
それにしても今日はずいぶん風が強かったです。
しかもホームストレートは強烈な向かい風。
200mのラストがきつかったです。
タイムはあまり気にせず、フォームだけは崩さないように心掛けて走りました。
それにしても普段より2秒近く遅かったのには驚きました。
自然の力には勝てませんね(?)

今は疲労をためてもいい時期なので、徹底的に走りこんでおきたいですね。
毎年この時期を振り返って、「もう少しやっておけばよかった」と後悔するので(汗)、
今年こそはいい練習をしたいものです。いや、しなければ。
それでは。