◇ 宇都宮市の「大谷石資料館」
友人4人と馬頭温泉で遊んだあと、宇都宮市にある「大谷石資料館」を見学した。
大谷石は一時期家の門塀、擁壁、縁石などに多用された。
今は細々としか出荷されないのでコンクリートブロックなどにとって代わられた。
フランク・ロイド・ライトの設計になる旧帝国ホテル本館に使用され有名になった。
そもそも大谷石とは「栃木県宇都宮市大谷町付近に産する流紋岩質凝灰岩の石材名。
新生代第三紀の火山活動で噴出した火山灰が,海水中に堆積して形成されたもので,
緑色から淡緑色,あるいは淡褐色を呈する文字どおりのグリーンタフである。かつて
は露天掘りでつるはしによって採石され,地表に近い層の〈白目〉と下層の〈青目〉
とに分けられていたが,今日では石切場は地下に移り,地下数10mに達する大洞窟を
作りながらチェーンソーによって大規模に切り出されている。」
(出典:世界大百科事典)
露天掘りから洞窟掘りとなったため1989年ころ陥没事故が多発し、次第に掘削が
困難になってきた。かつて掘り進んだ石切り場は現在「大谷石資料館」として公開
(有料:大人700円)されている、また幻想的空間として映画やドラマの舞台、音楽
イベント、造形芸術の展示などに活用されている。
掘削後の洞窟は常時10℃前後の温度で、夏なら格好の避暑空間である。
まるでエジプトのファラオの墳墓のような雰囲気。
ただいま気温10℃。
機械掘削時のノコギリの痕。
鑿等で掘っていた当時の掘削痕。
演出が幻想的です。
演劇などに格好の舞台。
例えばこんな演出も。
掘削機械1。
掘削機械2。
見学通路遠景。
歴史資料室1。
歴史資料室2。
歴史資料室3。
歴史資料室4。
「大谷石資料館」は宇都宮駅からバスで30分、450円で行ける。
(以上この項終わり)
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